たくさん語られることの多い成功者の特徴。
いろんな成功者がいますしたくさんの事例がありますが、その中からぜひ身につけてほしい大切なことを選びました。
偉大な成功者たちの参考になるエピソードもまじえてお届けします。
ひとつでも習慣になってくれると嬉しいです。
成功する人の特徴と習慣
成功者に共通する考え方の特徴
これから紹介することは、経営者として成長していけば一つづつ身についていくことばかりです。
また、どんな成功者にも共通していることです。
こうした行動を実践していくと成功者たちと考え方も似てくるはずです。
明確な目標にコミットメントしている
何に向かって起業するのか。どれだけ信念を持てるか。
これこそが起業家の原点です。
道に迷いそうな時もいま何をしなければいけないのかという答えも、目標さえ定まっていればおのずと出てきます。
これは置き換えると継続する力にもなります。結果が出るまで簡単に諦めてしまわない強い心を持てますよ。
たとえばお金持ちになりたいのが目標だったら、いつまでにどのくらいと明確に決めて必ずそうなるんだと自分と約束することです。
決断が早い
とにかく成功者は決断が早いです。
身の回りの尊敬する経営者もそうではないでしょうか。
やみくもに決断しないで慎重になったほうがいいという考え方もあるでしょうが、起業家でしたら早い決断に越したことはありません。
決断が遅いということはチャンスを逃してしまう確率も高いです。
また、決断が早いということは何かを捨てる決断も早いということ。
優柔不断ではなく、やるかやらないかですから。
行動が早い
これはかなり大切なことです。決断したらすぐ実行です。
成功者の特徴として一番わかりやすいんじゃないでしょうか。
気がついたらもうやってるという人は成功者の気質があります。
行動の妨げになるのは失敗ですね。失敗じゃなく勉強だと思えばいいんです。
たとえ失敗であっても、行動しないと何もはじまりませんからね。
「失敗は成功のもと」ともいいますし何事もまずは実践することが大切。
時間が経つとやらないで終わることも多いはずです。
発明家エジソンの素敵な言い回しで失敗のことを「失敗などしたことはない。うまくいかないことを何度も見つけただけだ」というすごいフレーズがあります 笑
究極のプラス思考ともいえます。まわりからは変人扱いされるかもしれません 笑。
責任感が強い
すべての責任を取るのは経営者だという覚悟を持っていること。
どんな理由があっても結果の責任は当然経営者ですから。
いい訳という手段は経営者は持ってはいけないものです。
例えるなら出張の当日に飛行機が欠航して約束に遅れたとしても、遅れたのは自分の責任だと思えることです。
勉強し続けている
もっと知りたい経験をしたいという経営者は成長し続けています。
裏を返せばなかなか満足しない人種ということですね 笑。
ここで大切なのは「成長する」ことではなくて「成長し続ける」ということ。
勉強といえば読書というイメージですが、成功者に読書家が多いことも有名ですね。
今は読書をする習慣は減りました。ネットでいち早く情報を得ることも大切ですが、読書だとより深いところまで理解できますよ。
より物事を深く知ることで今までになかった発想やアイデアも生まれます。
常に耳を傾けている
経営者になると上司がいなくなりますのでワンマンになりがちです。
それを指摘してくれる人もいませんから気づかないことが多いです。
知らず知らずになりやすいので、日頃から気にかけていたほうがいいですよ。
人の話を聞いても実際はためになることはわずかです。しかしそのわずかが財産なのです。そのわずかなヒントや発想が経営者としての引き出しを増やすてくれます。
人に耳を貸さなくなると経営者自身の成長につながらないので、結局のところ事業の成長に悪影響を与えているだけですね。
時間を大切にしている
成功者ほど大切にしているのが時間。忙しい経営者ほど時間を無駄にはしません。
そして時間がなくてできなかったということがほとんどありません。
時間の使い方が今ひとつピンと来ない方は、時間を資源だと捉えることからはじめてみてください。
「時は金なり」というのはあまりに名言ですが、まさにその通りです。
時間を大切にしていると他にもいいことがあります。
これはいろんな取引先などと仕事をしてみたら感じることですが時間を大切にしている人には信頼感も生まれます。
思いやりと感謝の心を持っている
何かのプロジェクトがうまくいった時によくわかります。
自分というちっぽけな人間が何かを成し遂げられたのは周囲の力だと感謝しているか。
いつも力になってくれてありがとうという気持ちを持っているか。
自分の能力や判断が正しかったと考える人は、人を雇って事業を成長させることには向かないでしょうね。
「うまくいったのはまわりのおかげ」「うまくいかなかったのは自分の責任」と心の底から思える人でなければ難しいです。
よくいう「経営者の器」とはまさしくこのことです。
有名な成功者の特徴です
偉大な経営者の特徴や考え方
偉大な経営者の名言やインタビュー記事などから考え方の特徴が垣間見れます。
時代も環境も違うのにやはり考え方は共通しています。
ここではその一部を抜粋してお届けします。
スティーブ・ジョブス
アップルの創業者のスティーブ・ジョブス。あまりに偉大です。
ジョブスの経営者人生は波瀾万丈でしたが経営の信念は、必要のないものは徹底的に削ぎ落とすことです。
シンプル・イズ・ベストを貫いた人です。(ジーンズ姿が体現しています)
必要のないものを切り捨てる勇気を誰よりも持っていました。
一番有名な名言は「ハングリーであれ、愚かであれ」ですがもう一つ紹介します。
「本当に重要なことに集中する方法は”ノー”と言うことだけだ」
ビル・ゲイツ
マイクロソフト創業のビル・ゲイツはスティーブ・ジョブズとよく比較されます。ビル・ゲイツらしく名言というよりもわかりやすい言葉が多いです。
「成功を祝うのもいいがもっと大切なのは失敗から学ぶことだ」
「自分のことをこの世の誰とも比べてはいけない。それは自分自身を侮辱する行為だ」
また、ビル・ゲイツは起業家と呼ばれることが嫌いです。その理由について「起業を目的にしては事業を成功するのは難しい」と語っています。
「自分がやりたいことのために起業する」という発想でなきゃダメだということです。
ウォルト・ディズニー
ミッキーマウスの生みの親、ディズニーは鉄道員の息子で漫画家になりたいといういわば技術屋さんなので経営にはトラブルがつきものでした。
会社のピンチを救ったのは、もともと敵役だったミッキーを主役に抜擢したことでした。
そんな背景のディズニーの名言を紹介します。
「逆境の中で咲く花は、どの花よりも貴重で美しい」
「正直に自分の無知を認めることが大切だ。そうすれば必ず熱心に教えてくれる人が現れる」
アルベルト・アインシュタイン
相対性理論でそれまでの長い常識を変えた偉人です。
舌を出した写真が有名でまさに奇人の印象があります 笑。
そんなアインシュタインも皆さんと同じことを語っています。
「失敗をしたことのない者は、何も新しい挑戦をしたことがない者だ」
松下幸之助
数々の名言を残した日本の経営の神様です。
一番有名な言葉は「どんなに悔いても過去は変わらない。どれほど心配したところで未来もどうなるものでもない。いま現在に最善を尽くすことである」
成功や失敗だけでなく時間についても行動力についても核心をついた名言ですね。
偉大な成功者たちの残した言葉を耳にするたび「どこかで聞いたことがあるな〜」と感じることが多いですよね。
行動することの大切さや、失敗をダメなことと捉えていないことは本当に共通しています。
今回紹介した有名な偉人たちではなく、身のまわりにいる素晴らしい経営者って実はひっそりとしているものです。
偉人たちは、あまりに影響を与えすぎてひっそりできなかったんでしょう 笑。
まだ巡り合っていないだけで名前も知らない素晴らしい経営者がきっと近くにいます。そういう経営者の方ってほんとかっこいいんですよ。
この記事を読んでくれたあなたが巡り会えることを祈っています。
成功者に学ぶ考え方と特徴のまとめです
ひとつ一つ紐といていくと、やっぱり感じることは共通していることが多いということ。
成功する秘訣はどこにも売っていませんが、成功に導く考え方は持てるんじゃないでしょうか。
- 明確な目標にコミットしている
- 決断が早い
- 行動が早い
- 責任感が強い
- 勉強し続けている
- 常に耳を傾けている
- 時間を大切にしている
- 感謝の気持ちを持っている
企業家から偉人を目指して一つでもヒントになってくれれば幸いです。