【キッチンカー出店先拡大】起業したらすぐに〜育てるべき出店先はココ!

キッチンカー販売完全版!

出店場所の開拓で忘れがちなのが、自治体の施設。

出店先の開拓で迷ったらまず行きましょう!

役所関係は馴染みがなくて足が進まないという方も多いでしょうが、基本的に住民のための機関ですし、民間の事業者からの働きかけは喜んでいただけることの方が多いですよ。

大きなイベントのような瞬間風速は稼げませんが、じっくりとじわじわ効果が出るのが自治体施設の特徴です!

時間をかけて育っていくので、起業してから早い段階に営業に足を運ぶことをオススメします。

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長く付き合えて大きく拡がる

行政機関とつながると、キッチンカー販売以外のメリットもあります。国の大きな組織なら、縦社会で横の繋がりが広がりずらいですが、自治体クラスなら様々な方達と知り合う機会もあるはずです。

特に担当者が街づくりや民間の提案に積極的な方でしたら、普段知り合う機会のない人たちと繋げてくれることはよくあることです。

そうしたメリットも含めて、早い段階に足を運んでみましょう!

入り口とプレゼン

自治体への営業は経験がなければ気が進まないでしょうが、「アポを取る」「趣旨を説明する」と、基本的にはただこれだけのことです。

そして、門前払いはまずあり得ません。

しっかりと話すプランさえまとめておけば大丈夫です!

役所ですから即決はなく順序を踏んでとなりますが、一歩一歩進んでいきますし、自分の希望していたところ以外にもたくさん出店することが可能になります。

アポの取り方

お住まいの役所や役場に「観光課」か「地域振興課」ってありますよね?まずは電話でアポを取りましょう。

「キッチンカー販売で、管理している施設の使用させて頂きたいのですが、どちらにお話ししたらよろしいですか?」と、いう感じです。

キッチンカーという単語が出るだけで、少なからず興味や人が集まる印象がありますので、反応はいいはずです。

使用許可の担当者や、地域振興に動いている職員に繋いでくれるはずなので、日取りを決めてしまいましょう。

簡単な書面と質問

日取りが決まったら、話す内容を簡単にまとめた書面を持っていきましょう。

もちろん相手にお渡しする分と自分の分は必要で、同席する人がいるかも知れませんのでもう一部くらい余分にコピーして持っていきましょう。

書き方としては、詳細は実際に会ったときに話せばいいので、話す内容のタイトルだけで充分です。書類の書き方とか調べなくても大丈夫ですよ 笑。

出店時間は施設の管理人がいる時間が基本ですから、希望の時間を伝えるのではなく、可能な時間を質問しましょう。

出店に必要となる要件と必要書類を聞き、必要書類の書き方をしっかり聞いて、身分証明などの提出書類と合わせて後日提出してください。

役所は基本的に書類主義ですから、書類が揃わないと前に進みません。

わからないことは確認していけば、ちゃんと進んでいきます。どうしても面倒なイメージがありますが、何かあった時のためにしっかりルールなどを確認しあっているだけだと思って下さい。民間も大手になると必ずそうなりますから。保険会社の契約とかがいい例ですね。

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プレゼンのポイントは1つ

面談の際のポイントは、行政が求める役回りは何かということです。

市民の税金で業務を行っているのですから、キッチンカー販売を行うことでアピールできる点は「まちづくり(地域活性化)」につながるという点です。

一からまちづくりの企画を提案する必要はありません。

具体的には、役所に行くとイベントカレンダーが載った冊子があります。行政で行うイベントが載っているのですが、お子さん連れのファミリー層を対象にした企画が多いです。

そうした「イベントを盛り上げ、花を添える役割」として捉えてもらえればとてもいい関係が築けます。

「集客」にも一役買えますし「ファミリー層」に喜ばれるというのも大きなアピールになります!

すぐに営業をかけて欲しい理由

役所のスケジュールというのは、予算のかかるものや施設のスケジュールは年間で決まっているものです。提案に賛同いただいても、実現するのは次年度になる可能性が高いです。

ですから、起業後にすぐにでも訪れて欲しいです。まだ駆け出しだからという遠慮はいりませんよ。

中には施設のスケジュールが埋まっていなくて、お試しでということもありますが、基本的には時間がかかると思っていて下さいね。

最低限の身だしなみで

余談ですが、普段ヤンチャな服装や派手な格好が好みでも、社会人ですから最低限の身だしなみはしましょう。

スーツでなければいけない訳ではありませんが、失礼のない範囲を心がけましょう。

また、名刺がない時は自作でも構いませんので、しっかり用意していきましょうね。

経営財産を拡げる

出店可能となった後に、見落としがちなメリットや広げていきたい繋がりを紹介します。

普段自治体に頻繁している業界は、キッチンカー販売業者のような商業関係は少ないので、新たなネットワークの構築を進めていく事も経営者にとって大きな財産になりますので、積極的に関わっていきましょう。

行政主導のイベントから

管理している施設ごとに様々なイベントがあります。

仮に「市民文化会館」で出店準備を進めたとしたら、地域の学校の発表会やバレエ教室の発表会、芸能人のコンサートやプロレスの興行等々。

しっかりと信用を得るために、まずは行政主導のイベントから出店しましょう。しっかりルールを守って信頼を築いてから、民間主催のイベントにつなげていくのがいいでしょう。

出店可能施設を拡げる

管理している施設はたくさんあります!

たとえば公園などは盲点で、普段ゆっくりと散歩を楽しんでいる方達などにとっては、キッチンカーの存在は珍しく、人影はまばらですが一日通して売り上げを作れたりします。

こうした施設を管理しているのは「緑地公園課」という別の部署だったりしますので、信頼関係が築けた担当者に繋いでもらうと、スムーズに出店まで進むはずです。

とにかく行政機関で管理している施設は多く、毎月の出店計画に加わるだけで稼働率はグンと上がります!

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協力業者に大切な挨拶

公共事業を行なっている企業は、行政のイベントと深く関わっていますので、そうした異業種の企業と知り合いになれるチャンスでもあります。

必ず名刺を持ち歩き名刺交換しましょうね。

企業としても行政と関わりのないイベントなどありますので、そうした時に声をかけていただけます。

大手企業でしたら通常の売り上げとは別に、出店するだけで最低保証金額をいただけることが多いです。

「何か機会があったら、いつでもご連絡ください」と伝えておきましょうね。

教育関係をお忘れなく

活躍の幅が広がってきたら、教育関係(学校)への働きかけは必須です。

当社も毎年大きな売り上げを作っていますが、文化祭・球技大会などのイベントに呼ばれると、生徒と教職員だけでもとんでもない数になります。教職員は地方公務員だと地域内の学校に転勤になりますから、拡がりもあっという間です。

予約注文で高利益率

こうした学校のイベントのように、大量に売上が作れるのが予想出来る時は、あらかじめ予約で注文をいただくことも可能です。

これは双方にメリットがあるので事前に提案して下さい。

提供を待たせることも最小限で済みますし、お店にとってはロスがほとんどでないという大きなメリットもあります。

*経営の健全化と経営財産を得ましょう
一般の小売をしているのとは違った世界の出店先は、自分の人脈を拡げるという目には見えない財産をもたらしてくれます。すぐに話が決まらないことや書類が面倒だという気持ちはよくわかりますが、ゆくゆく経営の幅も広がるので早い段階で営業することをオススメします。様々なネットワークを強化しておくことは、どんな場面で役に立つかはわかりませんが、困るものではありませんのでまずは第一歩を踏み出しましょうね。
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