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コロナ禍が過ぎて2年間事業に集中していました。この間も猛スピードで時代が変わりつつあります。緊急事態の補助金などを省いて新たに今に合わせてお伝えしていきます。

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【コロナ禍ビジネスのヒント①】キッチンカーがオススメな理由:起業にも向いています

飲食業(居酒屋・バー)

コロナ禍で厳しい現実に立たされている経営者の方も多いと思います。

困難な状況の時には宗教が流行るように、それらしい有料セミナーが流行っているようです 笑。

正解や答えが見つからない時こそ、とにかく行動するしかありません。

自分で最適解にたどり着くか、成功例を真似るのもいいでしょう。

「これはいいかな」と思う事例が出てきたら不定期で更新します。

今回は、弁当販売はピンとこなかったのですが、キッチンカーについてはいろんな可能性がありそうなので紹介します。

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キッチンカー販売の解説からメリット・補助金まで

「待ち」のビジネス習慣をなくす

飲食店に限らず「待ち」の仕事をしているのでしたら、その常識にとらわれないのが一歩先行くヒントかもしれません。

昔から行動的な人はケータリング(予約された人や場所で提供するサービス)をしていたり、歯医者さんでも出張診療してる方もいます。

スーパーの駐車場などで焼き鳥売っている昔の従業員も商売順調ですよ。

お客さんの立場だったら

テイクアウトや弁当販売・ウーバーイーツも便利ですが、僕の事業では取り入れようとは思いませんでした。

それぞれ成果を出しているお店もあるので、ダメなわけではありません。

今回移動販売のキッチンカーをオススメするのは、自分がお客さんだったら間違いなく利用するからです。

ウーバーイーツもたまに利用するかもしれませんが、キッチンカーが近くに来たら週に二、三回は利用する気がします。

特に「どうしてもこれが食べたい」ということがない日は利用するでしょうね。

便利なサービスはもちろん嬉しいのですが、昭和の人間なのでキッチンカーで届けてくれる喜びもお店の人とのコミニュケーションもプラスアルファの魅力です。

サービス業の感覚で

飲食店でしたら厨房とホールと役割分担しているものです。

そうした概念はぬぐいさって、職人さんもサービス業なんだと頭を柔らかくしなければいけません。

前述した歯医者さんの出張サービスは、僕が会計事務所時代の話なので30年前のことです。

お医者さんといえば立派な職業なので、どんと病院で構えているイメージがあるので衝撃的でした。

こうした意識をすぐに行動に移せる人って本当にすごいです。

お客さんに寄り添う番です

常連さんもなかなか出てこれない現状なので、いつも来ていただいているお礼でこちらから出向く番なのかもしれません。

最近見れなくなったお客さんの顔見たいですよね。

ロミオとジュリエットだと思って会いにいきましょう 笑。

家族に高齢者がいたり、会社に万が一の時に迷惑をかけられないので自粛している方が多いです。

お客さんに会うことで、また機会があれば利用してくれるでしょうし移動販売で新たな出会いも見つかるはずです。

わずかな時間でもお客さんと触れ合えるのは、やっぱり自分のモチベーションにもつながるはずです。

免許と取り扱い品目

店内の販売ではないので許認可が必要です。

基本的にはお店を出す手続きと同じで、車内が営業所だということですね。

いきなりキッチンカー導入は費用がかかりますので、まずは店舗で調理した商品を販売するのがよさそうです。

販売するメニューによって許可が違ってきますので、メニューを決めて保健所との打ち合わせが必要です。

提供するメニューによっては複数の許可が必要な場合もあります。

「どの地域で」「どの商品を」販売するかをまず決めましょう。

免許申請の流れ

  • 保健所への移動販売とメニューについての打ち合わせ
  • 販売する地域の保健所へ営業許可申請提出
  • 設備施設の平面図提出
  • 食品衛生監視員の現地調査(車両なら車両調査)
  • 食品衛生責任者の設置

キッチンカー内で調理をする場合は、車両の検査が大きなポイントです。

運転席との仕切り・手洗い・シンク・換気など、実際の店舗と同じで衛生上の設備を満たしていなければなりません。

近くにキッチンカー製造経験のある整備工場などがあればいいのですが、無い場合は設備の確認をしっかり行わないとやり直し費用がかかりますので要注意です。

車内で調理もしたい場合

車内で調理をする場合は、簡単な調理・加工のメニューにすることと、生ものはNGだということを注意してください。

許可の業種は「飲食店営業(ほぼこれになります)」「菓子製造業(ケーキ・パン・クレープ)」「喫茶店営業(アイスクリームなど)」の3つの業種から許可の申請を行います。

許可の有効期限は5年間です。

車内で調理をしない場合(販売のみ)

販売のみの場合の注意点は「包装」と「盛り付けもNG」だということです。

許可の業種は「食料品等販売業(ほぼこれです)」「食肉販売業(包装された生肉など)」「乳類販売業(包装された牛乳など)」「魚介類販売業(包装された鮮魚)」の4つの業種から許可の申請を行います。

こちらも許可の有効期限は5年間です。

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補助金と営業のポイント

キッチンカーは間違いなく補助金も融資も有利な案件です。

名前は変わっても補助金はしばらく見込めそうですし、融資も通りやすい案件なのは間違いないです。

活用できる制度はしっかり活用して、営業に打ち込みましょう。

営業にあたってメリットも多く、起業にも向いています。

補助金の活用

融資から補助金や助成金など目まぐるしく新しい制度が生まれていますが、状況が不透明なので締め切りも早いです。

現在(執筆時2021年5月)確認できる補助金は「小規模事業者持続化補助金」

利用できる補助金がある場合は、返還義務がないので活用しましょうね。

また、融資は今回のキッチンカーなら随時対象になるはずです。

起業の場合のメリット

これから飲食で起業するという人にはピッタリかもしれませんね。

既存の飲食店に比べて圧倒的にメリットが多いです。

挙げればキリがありませんが、いくつかあげてみましょう。

  • 創業資金の融資・補助金が有利な案件であること
  • 固定費(特に家賃)が実質かからないこと
  • 稼働時間を調整できること(調理・販売)
  • 売れる立地を探せること

キッチンカー販売のポイント

何といっても一番のポイントは販売場所ですね。

ランチを狙うならオフィス街、退社時間を狙うなら住宅街。

また主婦や高齢者がターゲットならスーパー、パチンコ店駐車場やイベント会場周辺などが思いつきます。

いずれにしてもさまざまなところに行ってデータを取れるので、経験値とともに営業時間やメニューにあった場所が見つかることでしょう。

施設のオーナーとの交渉から人脈も広がるはずです。

もう一つのポイントは天候ですね。

「雨の日はここ」という場所の確保もしたほうがいいでしょう。

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コロナ禍ビジネスのヒント①のまとめです

  • 「待ち」のサービスからの脱却しましょう
  • 許認可の申請と流れ
  • 取扱品目の選定が大切
  • 補助金はどんどん活用しましょう
  • 起業にはもってこいのビジネスです

コロナの感染拡大で在宅ワークや、プライベートでの外出自粛などでストレス溜まっている人も多いはず。

特に厳しい飲食業界にとっては、ストレスが溜まっているお客様も喜んでくれて相乗効果がある販売手段です。

なかなか打開策が見つからない方は一度検討してみてください。

身軽な起業家ならなおさらオススメします

やればやっただけ結果に結びつくので、やり甲斐があるはずです。

今度スーパーの駐車場などで、焼き鳥屋の移動販売をしている元従業員に詳しく話を聞いてみようと思います。

実体験や現状などお届けしますので、ぜひ参考にしてみてください。

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