【キッチンカー販売2023】売れるキッチンカーの動き方~お正月ニセコにて明暗クッキリ

キッチンカー販売完全版!

2023年キッチンカー初売りは3年ぶりの観光客を向かい入れたニセコに行ってきました。3年ぶりということでキッチンカー販売できるスペースは少ししかないのですが、はじめての出店の方も多く売れ行きの明暗がくっきり分かれる結果となりました。

最大のポイントは「スピード感」

キッチンカー販売に限らずどんな商売でも成功には欠かせない要素です。

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トライアンドエラーの速さ

わずか一週間の間で劇的に売り上げを伸ばすキッチンカーと初日の売り上げで早々に切り上げてしまうキッチンカー。狭いブースに10台ほど出店していて販売初日の結果はどこも同じ感じでしたが…。

特別な事ではありません。どんな差があったかといえば、結果を受け止めて工夫したかしないかです。

出た結果をしっかり受け止める

商売なんてうまくいかないことばかりです。

だから飽きないのでしょう。

事業を始めたら失敗体験はつきものです。成功者は人一倍失敗体験を経験しています。苦い経験から同じ失敗を避けるコツは、「自分のやり方に問題があった」としっかり責任を受け止めることです。

外国人観光客がやって来る

2023年は久しぶりに観光客で賑わいそうだという出店先控えていませんか?仮にそうでなくても日本国内外国人観光客は少なからず見かけるはずです。

今回はニセコでの体験談ですが、共通するところも多いと思いますので事前に目を通してみてくださいね。

成功と失敗の違いは一つ!

いつも通りのメニューに観光客用にPOPを変えたり、カード端末を持参してキャッシュレスに対応したり、それぞれ事前準備をして来ましたが初日はどこもパッとしない結果です。

「外人だからな〜」「まだピークの時期でないし」イマイチの原因(言い訳)は探せばいくらでも出てきます。「世の中不景気だから」といっている経営者と全く同じ!「世の中不景気だから潰れてもしょうがない」ってことですかね?「潰れたのは俺の責任じゃない」と?

「もっと良くなるためにどうしたらいいんだ」っていう姿勢を無くしたら経営なんて良くなりません。

悪い結果の原因は自分に向けましょう。

他人や世間のせいにしたって、どんなに言い訳が上手くなったってなんの役に立つのでしょう。経営は結果が全てです。結果の責任は自分しか取らないのですから。その経営に対するスタンスの違いが成功する人とそうでない人の大きな違いです。

外国人向けでなかった!

その後改善して成功した例を挙げると、おもち屋さんがいたのですが「おもち」という日本食をもっと日本らしさを出して工夫したところ売れ行きが劇的に上向きました。POPとパッケージを変更したのですが、大きな変更ではなくできる範疇でやった結果です。何かわからない料理という感覚から、せっかく日本に来たのだからと興味を引いたのでしょう。

こうした地方出店の場合はできる変更も限られます。しかし諦めずにやれることをやったところ結果もついて来てくれました。

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リゾート地というブランドに気づく!

もう一件劇的に売り上げを伸ばした店舗ですが、商品に地元(ニセコの)食材を利用して急遽販売するという荒技を、メッチャスピーディーに加えたところ大幅に売り上げアップしました!一体どんな手配をして投入できたかはどこかで会えたらじっくり聞いてみます。

それにしても機転の速さと行動力には脱帽です。これは事前準備がないと簡単にできそうもないので覚えておいてくださいね。外国人観光客からしたらその場所はブランディングされているかもしれません。普段身近ならなおさら気づかないかも知れない盲点です。

衛生面はより慎重に

今回一番印象に残ったのは、衛生面の配慮を今まで以上に徹底する意識が必要だということ。調理中には手袋をしていると思いますが、代金の受け渡しでもどんな時でもしていないと視線が刺さります 笑。

キッチンカーの外での接客もいつも以上に間隔をあけた方がいいです。特にアジア系の観光客は気をつけた方がいいかも知れません。

いくつか案を用意しておきましょう

キッチンカーの厨房ボックスのサイズや備品にもよりますが、いくつかメニュー変更のプランと準備をして挑んだ方がいいかも知れません。

いつもは多数の日本人の中に外国人のお客様をちらほら見かけるのですが、こうした外国人観光客メインの出店先では普段とは商品の売れ筋が違うことがあります。いくつかの案と準備は必要だと思います。

*ニセコでの驚き

ニセコはコロナ前から外国人のリゾート地として年々人気を集めていて、特に冬は周辺地域で宿泊先を取るのも難しく料金も民泊でさえ20,000円を超える状況でした。

その賑わいが3年ぶりに戻ってくるという事で雪が降る前に下見に行った時は急ピッチで新しい店舗の開発が行われていました。コンビニにドンペリやモエなどの高級シャンパンずらっと並んでいるのには驚きでした。店員さんに聞いたところ「このくらいあっという間に売れますよ」とのこと!

観光客はコロナ前はオーストラリア人が多かった印象ですが、今年はカナダやヨーロッパ、シンガポールなどからも続々とやってくる予定のようです。

【キッチンカー販促物】集客効果バツグンの必需品たち(補助金対象)
キッチンカーの必需品は、集客に多大なる貢献をしてくれる数々の販売促進ツール。車のサイズやメニューによって、気をつけなければいけないポイントもありますので、導入の際にはまた読み返してみてください。また、販促物は補助金の対象ですから忘れずに!

地域文化にも臨機応変に

お住まいの都道府県内から飛び出すことはあまりないかも知れません。しかし、キッチンカーに限らずゆくゆくは商売の幅も拡がり物産展や催事販売に行くかも知れません。

外国人観光客まで極端に文化の違いはありませんが、そうした時にも地域性は意識して挑んだ方がいいかも知れません。

原因は自分に向けましょう

上記のニセコの件もそうですが、芳しくない結果の原因は自分に向けましょう。まずはそこからです。そしてお客様が求めているものを思い描いて、対処できる方法はないか脳みそに汗をかいて捻り出しましょう。

またトライしてもいい結果が出ないかも知れません。何もしないで同じ結果なるのとは長い目で見たら大きな違いです。必ず余計に失敗したぶん自分の力になっているはずです。ダメな結果を外に求めない癖をつけましょうね。

文化や慣習の違い

同じ日本国内でも北海道と沖縄では食文化も消費感覚も違います。

大都市と田舎でも同じことがいえます。

このサイトもそうなんですが、どうしても記事の内容は書いている自分の土地柄での実績や感覚があります。必要な知識ばかりではありません。実際に経験することの方が断然大切です。はじめての試みをするときの「勘」も経験の中から生まれて来ます。

*移動販売の本来の立ち位置

昨年のうちに下見も済ませて準備万端で2023年元旦ニセコ到着。まわりは外国人観光客で賑わっています。コンビニはいつでもどこでも満タン状態。いざ出店準備を済ませて営業開始。

う〜ん、なんか違和感があるな〜と。この違和感はなんだろうと気になりながら営業終了。夜のライトアップが眩いです。そこでようやく気づきました!

高いところでは一泊15万円以上の高級ホテルや高級レストラン。コンビニでさえ高級なお酒を取り扱っているので、いつもと違って目立つ存在のキッチンカーブースがちょっとチープな雰囲気が漂っていたんですね。きっとこれが本来の立ち位置なんだろうなと実感したお正月でした。

ほんのちょっとのことです

お正月早々気づきの多い販売でした。行動の違いは記事に書いた通りですが、その原動力はちょっとした意識の違いからです。

日常的のこの小さな違いは大きな結果の違いとなって出るはずです。経営者に向きも不向きもないと自分は考えています。前向きな意識と行動を、結果が出るまで繰り返した人がまわりから後付けで経営者に向いている人といわれるだけです。

今回紹介したキッチンカーは初日どこも5万円ほどの売り上げでしたが、一日10万円超えのところと最終日には1万円台(早仕舞い)になってしまったところと明暗がはっきり分かれる結果となりました。

*トライアンドエラーの大切さ
トライアンドエラーをたくさん重ねることはとても大切。失敗体験からその苦さが身に染みますし、何がダメだったのかをよく理解できます。失敗を踏まえて改善し、またトライする。経験とはこの連続ですからサイクルは早い方がいいです。

失敗体験の苦さを何度も味えば、一ついい結果が出た時の喜びもひとしおです。はじめてのチャレンジでは失敗したと感じることがほとんどです。たくさんの失敗体験と、ほんの少しの成功体験の積み重ねが経営者としての血となり肉となります。

【経験を積むということ】失敗経験から勘が働くようになる:マネからはじめてみる
「とにかく経験を積みなさい」「経験が足りない」と誰もが口にします。(僕もいろんな記事で何度も書いてますが…) 若いうちは...

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