ネット起業は今日からでも始められます。自宅でパソコンやスマホさえあればweb上のサービスから、仕事を取ってきて進められます。
代表的なクラウドワークスを覗いてみて下さい。webライターでもデザインでも、仕事はいくらでもありますからね。ほとんど初期費用がかからないのでリスクはゼロです。あとはやるかやらないかの問題だけです。
駆け出しの頃の楽天の三木谷社長に何度も会ったことがありますが、今では世の中の誰もが知っている大社長ですね。三木谷社長だってスティーブ・ジョブスやビルゲイツだって、もちろん最初は同じゼロからのスタートです。
ただし闇雲に日々仕事をしていたわけではありません。思い描いたサービスを実現するために必死に動いていたのです。大きな括りでいえば上記のようなweb上の仕事も楽天もネット関連事業かも知れませんが、起業なら自分の事業は何を目指すのかを明確にしましょう。
最初はweb上の仕事を興味本位でやってみるのもいいでしょう。実際にどんな小さな案件でも経験することは大切です。受注して入金を確認するという実際の体験は、頭の中に知識ばっかり詰め込んだ頭デッカチとは全然違います。そんな助走期間を経て、自信を獲得しスタートするのが一番身近で簡単な手段ですね。
あくまでもここまでは起業に向けた助走期間という認識で。
そこから目標を決めて進むのは簡単ではありません。Amazonのサービスも全然日本では浸透しなくて苦戦していたのもよく憶えています。しかしいつまでもweb上の出来そうな仕事ばかり受注してお小遣い稼ぎをしていても、大切な時間を浪費するだけかも知れません。
最近特に注目しているのが佐藤航陽さん。ビジョンと感覚と行動力が凄いです。iMacを買った30年前に、スティーブ・ジョブスを知った時以来の衝撃です。ネット起業を目指していれば知っていると思いますが、まだその思考に触れていない方はぜひ。
大きな目標の立て方と向かい方の参考に必ずなりますよ。
「フリーランス」とはなんだか響きのいい単語ですが、ネットで起業するならプロを目指しましょう。前述したweb上の仕事を受注することで収入を得るのをフリーランスと呼べますが、実社会のフリーターよりも不安定なバイトというのが正確な位置付けでしょう。やっている自分が一番よくわかるはずです。
目標に向かって走り出した時からがスタートです。
余談ですが、フリーランスという単語に釣られて詐欺まがいな事業への勧誘が盛んです。あまりにも多いので気をつけましょう。実際には「ネット起業できる!」なんて触れ込みで授業料的な料金を取られたり、知らず知らずのうちに事業の一部を手伝わされたりしています。
起業に向けた一番のハードルは「失敗したらどうしよう」というリスクです。日本人に起業家が極端に少ないのは日本人の性格からきているのでしょう。
起業するには、何をするにも先行投資が必要だったり仕事を辞めるという大きなハードルがあったりしましたが、ネット関連は上記のような助走期間は仕事を辞める必要も初期投資もかかりません。世の中も副業を推奨している時代ですしね。
非常に一歩踏み出しやすい業界です。