【情報過多は危険】その知識は誰でも得られます:情報との効果的な向き合い方

ネット事業で独立!

ネット社会がどんどん進んでいく中で、毎日処理できないくらいの情報と当たり前のように触れ合う時代になりました。

自ら発信するfacebookやインスタグラム、twitterやブログなども利用している方は、一日中画面に向き合っても時間が足りないんじゃないでしょうか。

便利になるはずのサービスで時間に追われるようだと本末転倒です。

今回は情報との向き合い方についてお伝えしていきます。

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知っていることとわかっていることの違い

20年前の授業でも話しました

20年ほど前に地元の大学で臨時講師をしていたのですが、ちょうど世の中にネットが普及し出した頃でした。

自分は就職課の臨時講師だったので学問は教えられませんでしたが、社会人になってからの体験や起業してからの経験を伝えていました。

その頃から一番感じていたのが、頭でっかちな子が多いこと。

理由は簡単で、ネットで簡単に情報が手に入るようになったからです。

これはネットの副作用で、良くない傾向だなと強く感じていました。

知識を詰め込んでいるだけ

ほとんどの情報は広く浅く覚えますよね。

とにかく新しい情報を知っていたいという欲求からでしょうね。

友達や恋人、時には仕事のコミュニケーションツールとしては、早くて便利ですからとても役立ちます。

日常のそうした場面ではなく、知識として取り入れるときは鵜呑みにしないで一度自分で考えることが大切です。

何かについて解説された文章でも、違う筆者だと別の結論になっていることもあります。

捉え方が違うだけで、どちらも正しいということもあります。

大切なのは、自分なりの答えを自分の頭で考えることです。

一番手っ取り早いのは体験してみること。実感しますから。

体験が難しかったらもっと深く突き詰めてみて自分で判断すること。

「あ〜、知ってる」っていうっていうことと、理解しているっていうことは全く別物です。

会話で知らないことがあれば、スマホですぐ上っ面の情報が得られますので、なおさらそういう習慣がついてしまいがちです。

逆に言えば、そうした上っ面の情報で何とかなる時代なので、しっかり物事を理解した人になれば大きな力になりますよ。

今は大きなチャンスです

昭和の時代には、当たり前に門前払いの営業を毎日していたお父さんがたくさんいます。

営業はダイレクトメールだったり、クレームも電話対応ではなくメール対応だったり、かなりソフトな時代になりました。

昔の人が泥臭くやっていたことをやればいいというわけではありませんが、今の時代にそうしたアナログなことが出来れば輝くでしょうね。

僕も楽天で1番になったきっかけは、クレーム対応で直接お伺いしたことがきっかけでした。

楽天といえば、三木谷さんも最初は全国自分の足で営業していました。

確か、全国で契約してくれた企業が最初は5件だったはずです。

大阪の大きなアパレルメーカーの社長も同じです。

ソフトバンクの孫さんも、資金調達も含めて最初はドサ周り営業からなんですよ。

昔は当たり前だったことが出来ない人が多い時代ですから、捉え方によっては大きなチャンスの時代なんです。

今の自分の部下にも、仕事上の連絡はメールではなくてその場で電話させています。

アポが取れたら日取りを決めようとしないで、今お伺いしていいですかとお願いさせています。

相手からしたら、かなり煙たいでしょうね 笑。

しかし、ほとんどの場合はそのフットワークの軽さと熱意で好意に捉えてくれるものです。

仕事は人と人との関わりですから。

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評論家みたいだと思ったら引き返しましょう

たくさん情報に触れているうちに、知らず知らず「あ〜、知ってる」ということが僕もよくあります。

そんな時はなるべく「あ〜、聞いたことある」っていう風に答えるように気をつけてはいるのですが。

知ってる気になっていると、いつの間にか何にもわかっていないのに、いかにも詳しい評論家っぽくなる人もよく見かけます 笑。

自分がそうなりつつあると自覚したら大至急引き返しましょう 笑。

体でも脳ミソでも汗をかくこと

「素敵だな〜」「応援したくなるな〜」っていう人は、一生懸命やってるなんて言わなくても伝わってくるものです。

もし将来、人を雇うことがあれば人としての引力がなければいくらネットで情報をかき集めても人はついてきません。

必死にひた向きに向き合うことは誰にだってできることです。

下手くそでも全力で動いて額から汗を流すか、必死に考えて脳みそに汗をかくかどちらかです。

デジタルでどこかドライな時代だからこそ必要な魅力です。

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情報は自分で判断する癖をつける

事業は正解がない事ばかり

どんな経営学の本でも専門書でも、あなたが置かれている環境や時代、職種や地域など違いがあります。

その時代のその環境では成功した体験談などは、もちろん参考になることがたくさんありますが、同じことをして当然同じ結果にはなりません。

世の中と同じで事業も生き物ですから常に変化しますから、あなたを成功に導く保証などないのです。

最適解は自分で切り開いていくしかありません。

自分の決断が全てですから、自信をもって決断するためにもたくさん経験してたくさん考えることです。

スマホ一台に敵わないということ

自分の考えや哲学を持つことの大切さは、決断の連続の経営者になれば気付くと思いますが、起業前ならなるべく癖をつけておきましょう。

「どうして」の答えもセットで持っていなければいけません。

そうなるためには一つ一つの情報を掘り下げることが必要になります。

先ほども書きましたが、上っ面ではダメなんです。

浅く広い情報ならスマホ一台に敵いませんし、自分なりの答えがないと事業もブレブレになります。

必要なものに集中する

そもそも、これだけ溢れた情報を集めるのは物理的に不可能ですし、何の意味もありません。

起業するなら、事業に必要な知識をとことん掘り下げて、できれば経験を積んで身につけることです。

1日は相変わらず24時間なので、漫画かテレビかゲームかギャンブルかわかりませんが、何かを捨てて時間を作ることも必要です。

周りの人が楽しんでいる時間を、仕事に没頭することで必ず自分の力として返ってきますから、結果が出るまで覚悟しましょう。

情報が氾濫した世の中で、不必要なものを捨てる勇気と、とことん突き詰める癖をつけることが自分のアイデンティティになるはずです。

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情報過多の時代のまとめです

  • 知っていることとわかっていることの違い
  • 知識を詰め込んでいるだけじゃないですか
  • 今は大きなチャンスです
  • 評論家みたいだと思ったら引き返しましょう
  • 体でも脳ミソでも汗をかくこと
  • 事業は正解がない事ばかり
  • 必要なものに集中する

僕の親の時代も、電話で友達と話す僕たちを見て同じような感覚だったと思います。

これからますます便利な時代が来ると思いますが、人間力を磨いて引力のある人になってください。

うまくやろうとしないことですね。

ひたむきにやれば、仲間も取引先も気がついたら増えるものです。

特別な才能は必要ありません。

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