【はじめての雇用⑧】この一冊だけ読めば大丈夫:「人を動かす」デール・カーネギー

ネット事業で独立!

人を雇う時に読んで欲しいのはこの一冊だけです。

デール・カーネギーの「人を動かす」

ビジネス書でありながら、世界中で1,500万部以上売れ続けているカーネギーのオバケ本です。

発刊から80年以上経った今でも読まれている超ロングセラー。

旧ソ連ゴルバチョフの伝記によると、当時のアメリカ大統領レーガンから勧められて読んだという逸話まであります。

「道は開ける」と共に、自己啓発本の元祖です。

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デール・カーネギー「人を動かす」要約

役立つエッセンスの福袋です

ビジネス上のコミュニケーション力を磨く本ですが、日常の生活でももちろん活かせることばかり。

実際のエピソードに沿って様々な「原則」を説明してくれるのでとても読みやすく、何度も読み返すことをオススメします。

こういう手法は読む方もイメージが湧きやすく、その後の出版物やメディアにも影響を与え続けています。

カーネギーの人生が影響しています

貧しい農家の家庭で生まれ育ち、大学卒業後は職を転々とします。

教師でしたが、その後食肉会社で働いたり劇団員やトラックの営業マンなど。

そんな経験の中で、いろんな人と知り合いコミュニケーションの大切さや手法を学んだのでした。

その後カーネギーが選んだ道はやはり教師で、夜間講座での「話し方講座」の講師となります。

実例が誰の心にも響きます

起業家に限らずどんな人にも読んで欲しいですね。

1937年の本ですが時代を超えて現在でも活かせることばかりです。

生きていくうえで必要な、「人間関係の原則」なのでいつまで経っても色褪せないのでしょう。

豊富なエピソードから伝える手法には説得力がありとてもわかりやすいです。

どのパートから読んでも問題ありませんよ。

【超厳選】起業家へ読んで欲しいこの一冊!
起業を目指したら、いろんなサイトで調べたり本を読むことでしょう。 今は様々なことがネットで調べられますが知識だけでなく読んでおくべき本があります! 自分もたくさんの本を読みましたが、起業して23年。 今も変わらず自分に活力を与え続けてくれている本があります。ぜひご一読下さい! 道は開ける デール・カーネギー まずはともあれ読んでみて下さい! エピソードの数々が起業を目指している人には まるで自分のことのように目に浮かぶことでしょう。 これから自分に降りかかってくるであろう事の対処法、処方箋の詰め合わせです。 本編は400ページ以上あります。途中で挫折する危険性大です 笑 たくさん紹介すると頭に入らないので、たった一つだけ悩みの解決法を紹介します。 最悪のケースを受け入れる覚悟をする これだけでも覚えておいて下さい。 何かの困難にぶつかった時、考えられる最悪の事態を想定して 実際にそうなると思ってみてください。 そうなったらどうしようでなく、最悪の事態になるのです。 その事態を想定し受け入れる覚悟をしたら不安や悩みなどなくなります。 そうなったときの自分の対応まで考えられるようになるでしょう。 もう最善策もあります。逃げたりしないでしっかり問題と向きあえるようになります。 先駆者たちの様々な経験談が勇気と知恵をくれますよ。 実にわかりやすく、筆者カーネーギーの思想ではなく困難の対処法の事例集です。 目から鱗と言いますが「そうか!」という発見がたくさんあるはずです。 大袈裟かもしれませんが悩み事を解決できる体質になります。 悩み事に対するスタンスが変わります。 何かに悩んで歩みを止めることが少しでも減るはずです。 前に前に進む起業家にとって、そういった時間は本当にもったいないです。 文章もとても読みやすく何度も読み返すことをおすすめします。 題名の「道は開ける」とは、悩みがなければ進むべき道を目指せる。 自分の歩みを止める障壁がなくなるということなのでしょう。 名言詰め合わせ 本編はとても長く濃い内容なのですが、とても紹介しきれないので かなり簡潔に紹介しましたが、まだ興味があって読んでみたい方へ 本書に登場する著名人たちの名言をほんの一部詰め合わせてお届けします。
*いつも贈り物にしています

起業家で応援している人には、20年以上もワンパターンで(笑)贈っているのがカーネギーの本。

起業する時のお祝いが「道は開ける」

順調に、雇用までいったら「人を動かす」もお届けしています。

自分が起業した時に出会った本で、実際とても役立っているので本が嫌いな人にも勝手に贈ってます。

贈った本は表紙も開かないで眠ったままかも知れませんし、ボロボロになるまで読まれているかもわかりません。

読み返せば読み返すほど、気づきがあるんだけどな〜。

身につけるべき人間関係の原則

「人を動かす」というタイトルから、「人を上手く使う」というイメージを持ったかもしれませんね。

本書でカーネギーが伝えたいことは、「他人を理解し自分の行動を変える」ことだと気づきますよ。

「みずから動きたくなる気持ちを起こさせる」には、どんな伝え方や態度が必要なのでしょう。

原則だけでも30項目にのぼり、歴史上の人物やカーネギー自身が出会った人の短いエピソードで紹介されています。

タイトルを読むだけでも勉強になりますよ 笑。

人を動かす3原則

  • 盗人にも五分の理を認める
  • 重要感を持たせる
  • 人の立場に身を置く

人に好かれる6原則

  • 誠実な関心を寄せる
  • 笑顔を忘れない
  • 名前を覚える
  • 聞き手にまわる
  • 関心のありかを見抜く
  • 心から褒める

人を説得する12原則

  • 議論を避ける
  • 誤りを指摘しない
  • 誤りを認める
  • おだやかに話す
  • 「イエス」と答えられる問題を選ぶ
  • しゃべらせる
  • 思いつかせる
  • 人の身になる
  • 同情を寄せる
  • 美しい心情に呼びかける
  • 演出を考える
  • 対抗意識を刺激する

人を変える9原則

  • まずほめる
  • 遠まわしに注意を与える
  • 自分の過ちを話す
  • 命令をしない
  • 顔をつぶさない
  • わずかなことでもほめる
  • 期待をかける
  • 激励する
  • 喜んで協力させる

人を動かすから抜粋です

原則一つ一つは膨大すぎて解説できませんが、本書の中からいくつか抜粋して紹介します。

カーネギーが一貫して大切にしているのは「思いやり」や「相手に関心を寄せる」「尊重する」という気持ちを持ち、態度で表すことです。

「こちらの態度次第で人は喜んで動いてくれるようになる」ということ。

日常生活でも仕事でも大切なことですね。

人を動かす3原則より

人を批評したり非難したり、小言を言ったりしたりすることはどんなバカ者でも出来る。そして馬鹿者にかぎってそれをしたがるものだ

人に好かれる6原則(名前を覚える)より

人に好かれる一番簡単でわかりきった、しかも一番大切な方法は「相手の名前を覚え」「重要感を持たせること」

人に好かれる6原則(誠実な関心を寄せる)より

我々は自分に関心を寄せてくれる人々に関心を寄せる

人に好かれる6原則(聞き手にまわる)より

聞き上手という才能は、他の才能よりもはるかに得がたいもののようである

人を説得する12原則(議論を避ける)より

たとえ勝ったとしてもやはり負けているのだ。なぜかといえば、やっつけられたほうは劣等感を持ち自尊心を傷つけられ憤慨するだろう。「議論に負けてもその人の意見は変わらない」

人を説得する12原則(誤りを指摘しない)より

人にものを教えることは出来ない、自ら気づく手助けが出来るだけだ

人を説得する12原則(誤りを認める)より

どんなバカ者でも過ちの言い逃れくらいは出来る。事実バカ者はたいていこれをやる。自己の過失を認めることはその人間の値打ちを引き上げ、自分にも何か高潔な感じがして嬉しくなるものだ

人を説得する12原則(しゃべらせる)より

相手を説得しようとして自分ばかりしゃべる人がいる。相手に十分しゃべらせるのだ。相手のことは相手が一番よく知っている。だからその当人にしゃべらせることだ

人を変える9原則(自分の過ちを話す)より

人に小言をいう場合、謙虚な態度で「自分は決して完全でなく良く失敗するが」と前置きをして、それから相手の間違いを注意してやると相手はそれほど不愉快な思いをせずに済むものだ

人を変える9原則(命令をしない)より

命令を質問の形に変えると気持ちよく受け入れられるばかりか、相手に創造性を発揮させることもある

人を変える9原則(わずかなことでもほめる)より

人を変えようとして相手の心の中に隠された宝物の存在に気づかせることが出来たら、単にその人を変えるだけでなく、別人を誕生させることすら出来るのである

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「人を動かす」のまとめです

たくさんある事例はどれも人との関わりで役立つものばかりです。

全て身につけることは無理ですが、自分の考え方に影響が出れば自ずと態度にあらわれるのではないでしょうか。

人間関係がうまくいかないときなどに読み返してみれば、関係を改善するヒントがきっと見つかります。

「人との関わり方の辞書」だと思ってください 笑。

もっと知りたいと思う方はじっくり読んでみてください。

「人を動かす:デール・カーネギー」

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