【キッチンカー決済手段の整備】外国人観光客に携帯端末導入を~キャッシュレス化に必須

キッチンカー販売完全版!

外国人観光客の多い場所への出店で欠かせないのが「キャッシュレス決済」の導入です。具体的には持ち運びできる端末を用意するだけです。

2023年から本格的に海外観光客の受け入れに向かっていますので、販売機会ロスに直結してしまいます。まだ導入していなければ申し込み手続きしてしましましょう。

※持ち運びできる端末はこちら

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国も受け入れ態勢決めたようです

感染法上の位置づけを2023年春から5種に引き下げる方針となりました。今後の国内外の状況によりますが、外国人観光客が増えるのは間違いないようです。

キッチンカー販売はイベントでの出店が多いので、あちこちで観光客と接する機会が多いです。「キャッシュレス化」は日本は後進国ですから、決済手段を増やして備えておきましょう。

観光客対策のボード作成

いざ携帯端末を持って販売に向かっても、外国人観光客に取り扱いしていることがわからないと意味がありませんよね。すぐに作成できるので、一枚厚紙を用意するか、イーゼル・三角看板で作成してもいいのでアイテムを一つ用意しましょう。

取り扱いブランドのボード掲示

カード決済の契約を結んだら販売促進ツールが定期的に送付されてきます。用意した厚紙やボード、三角看板・イーゼルにペタペタシールを貼るだけで完成。

キッチンカーの外観を損なうようでしたら、外国人が多い時だけ乗せていってはいかがですか?利用できることが遠くからわかるだけで、車に近づいてPOPなどを見て興味を持ってくれるはずです。

コストも時間もかからないので、効果は目に見えないかもしれませんが以下のようなデータがあるのでぜひ作成してくださいね。

外国人と日本人の違い

2022年に経済産業省から発表された各国のキャッシュレス決済の比率表になります。これでも2000年代初頭に比べたら日本も伸びてきた方なんですが、まだまだ使用頻度は少ないのが分かりますよね。

日本でキャッシュレス化が進まないのは偽札の少なく、現金の信用が高いことなどが挙げられます。いずれにしても外国人は現金で決済する習慣が低いので、お店側でしっかり対応することが大切です。

ご興味あれば下記よりご覧になってみてください。

経済産業省:キャッシュレス更なる普及促進に向けた方向性

キッチンカー販売に応用しよう!

とても面白いことがわかったので、ぜひキッチンカー販売のお会計受け渡しの窓口にPay PayなどのQRコードの立て札を置いてください!

理由は下記のとおりです。外国人観光客対策の取り扱いクレジット一覧のボードと併せて忘れずに設置しましょう。

飲食でも形態によって違う

完全に当社調べなので超ミクロなデータですが、面白い結果が出ていますので簡単に紹介します。キッチンカー販売の戦略に一つ役立つものが見えてきました。

年間トータルの結果ではなく、毎月同じ傾向にあります。地域性で多少違いがあるかもしれませんが、傾向としては参考になると思います。

業態と決済手段一覧表

各店の業態と客単価を載せてます。

それぞれの決済手段からはっきりと傾向が伺えます。

業態・客単価 現金決済 クレジット決済 携帯端末決済
カレー店・約1,000円 60% 3% 37%
小料理店・約2,500円 75% 23% 2%
バー  ・約3,500円 90% 10% 0%
焼肉店 ・約4,500円 65% 30% 5%

若年層で客単価の低いランチ

上の表で明らかに大きな差が出ているのが、カレー店でのQR決済の多さです。このカレー店なのですが、ビジネス街にあり混むのはランチ帯です。

ここ数年で普及し出したQR決済ですが、若いお客様は1,000円くらいの単価なら気軽に利用してくれます。バーも若い客層多めですがこちらは全然使われません。お昼休みにサッと済ませるランチと、ゆっくり腰を下ろして楽しむバーとではこんなに違うんですね。

さらに紐解けば、焼肉といえばファミリーで月に何度かのご褒美的なところがあります。お会計は親や祖父母ですからカード世代で、ちょっとした贅沢はカードでという感覚なのでしょうか。面白いですね。

窓口にQRコードを!

キッチンカー販売での集客は、場所にもよりますがイベントは若い客層も多く、客単価も1,000円前後ではないでしょうか?

そうです!カレー店と同じシチュエーションですね!

イベントの開催も一部を除きほとんど明るいうちがメインですしね。外国人観光客のカード決済のシールと同じく、QRコードの小さな販促物をお会計の窓に設置するだけで同じ効果があるのではないでしょうか?

【キッチンカー販促物】集客効果バツグンの必需品たち(補助金対象)
キッチンカーの必需品は、集客に多大なる貢献をしてくれる数々の販売促進ツール。車のサイズやメニューによって、気をつけなければいけないポイントもありますので、導入の際にはまた読み返してみてください。また、販促物は補助金の対象ですから忘れずに!

QR決済の普及

こちらも経済産業省のデータですが、紫色がQRコード決済の伸び率です。様々なメディアで大々的に広告をかけて普及を促していましたよね。初年度で一気に若い客層を取り込んだようです。

コロナ禍で日用品の購入もamazon等の利用が習慣になった人も多く、今後ますますキャッシュレス化は進みそうですね。

※ご興味あれば下記よりご覧になってみてください。

経済産業省:キャッシュレス化の動向について

決済手段の柔軟さを忘れがち

どうしても販売手段にばかり頭が行って、お客様の利用のしやすさは見落としがちですよね。キッチンカーを営業していてもどのくらい効果があったか分かりづらいですから尚更です。

まずはQRコードの掲示をして、外国人観光客用の準備も進めておきましょう。たとえ効果がなかったとしても、なんおリスクもありませんからやって損はありませんしね。

僅かなデメリット

あえてデメリットを探すとしたら、クレジットなどの決済手数料と入金までのタイムラグ。小物の費用といったところです。

これは経営者の考え方次第ですが、決済手数料はその分販売につながったと捉えるか、現金売り上げが減ったと捉えるかによって違います。

消耗品費用は前述のボーdか厚紙、新たにイーゼルなど購入すると流石に少しかかりますがほとんど気にならない金額で調達できるはずです。

2023年は大きなイベントが帰ってきます

コロナ禍で中止や延期になっていたイベントたちが、軒並み今年は帰ってくるようです。ありがたいことに全国から情報いただいていまして、3年ぶり開催というイベントが多いようです。

きっと身近なイベントも開催するはずですから早めに該当する施設や担当者にアポを取って確認することをオススメします。お客様も待ちに待ったという企画で楽しみにしているはずです。

どのイベントもキッチンカーを呼ぶ台数は決めているはずですから早めに情報を掴んで申請したもの勝ちです。

イベントは開催するけどキッチンカーを呼ぶのはイベンターさんの頭になかったという企画もあるはずです。先頭を切って「キッチンカー呼んで一緒に盛り上げましょう」と提案できれば最高です。

*海外旅行のススメ
20年以上前にアパレルの買い付けでアメリカに毎月のように行っていましたが、現地ですぐに感じた文化の違いが2つありました。

一つはカード決済がやたらと多いこと。少額の買い物でもなんでも外国人はカード決済でした。もう一つはタバコの価格の違い(笑)です。当時すでにアメリカでは一箱1,000円くらいでした。日本は当時200円ちょっとだったかな〜。

「キャッシュレス化」も「タバコの禁煙や分煙」への取り組みは海外の方が圧倒的に先をいっていましたね。「チップ」はホテルの枕の下とか、買い物の注文の最後には「プリーズ」をつけることとか気にしてましたが、実際現地で感じるのは文化の違いです。

日本の常識が通じないということですね。

海外旅行に行くと世界が広がると言いますが、物理的な世界の広さでなくて、人としてちっぽけな自分を認識できてとてもいいですよ。ある意味しがらみがなくてスッキリするはずです!

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