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コロナ禍が過ぎて2年間事業に集中していました。この間も猛スピードで時代が変わりつつあります。緊急事態の補助金などを省いて新たに今に合わせてお伝えしていきます。

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【副業からの起業】ニューノーマル時代の働き方の変化と課題

ネット事業で独立!
新型コロナウイルスの影響で生活も健康の考え方も変わりましたが、経済の面でも大きな変化の時を迎えています。既存の企業も生き残りをかけて早急な対応を求められていますが、実際は手探りな部分が多いです。これから起業を目指す未来のリーダーたちは捉え方によって、厳しい反面とチャンスの反面とあります。今回はこの困難な状況の捉え方を一緒に考えていきましょう。
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コロナ禍で起業するなら副業から

変革の必要がないアドバンテージ

コロナ禍で起業をためらっている方も多いと思います。先行きの分からない状況では周りの理解を得るのもかなり厳しいはずです。先の見えない困難な状況というのは捉え方によってはチャンスでもあります。成功する可能性が高いわけではありませんが、今までの当たり前が通用しなくなるわけですからそれにとってかわる何かが生まれる時でもあります。

成長から生存への課題の変化

既存の企業に求められる変化の目的は成長ではなく生き残りです。

今までのスタイルから痛みも伴う改革を行わなければいけませんが、当面の目標は事業を「成長」させることではなく「生存」が課題になります。慣れ親しんで機能していたシステムの再構築は、大企業であれ中小零細企業であれ立ち向かわなければいけません。

起業家のイニシアチブ

変革の波に遅れると企業の存続も危うくなることでしょう。そうした中、これからの起業家というのはまだ何も出来上がっていませんので変革するという大きな仕事がありません。これは大きなイニシアチブです。しっかりとしたビジネスモデル、利益を上げるシステムを構築することに注力できます。

壊すシステムがないという優位性とは、マイナスからのスタートではないものの何かを得たわけではありません。あくまでも今まで通りゼロからのスタートです。相対的に見て優位性があるというだけですから、まずはしっかり自分の事業プランを見つめ直しましょう。

*20年前の波より強烈です
私が起業した時(1990年代)に、事業計画書に明治維新以来の変革の時期なのでサービスはこう変わると力説したのを覚えています。当時ちょうどインターネット通販の創成期で「本当に商品が届くの?」と懐疑的な目で見られていた時でした。市場規模もまだ小さく将来大きなサービスになるか疑心暗鬼で見られていました。その後の市場の変化はご存知の通りですが、その時よりも強烈な変革期のようです。私はこの波に乗って大きな成果を得られましたが、そんな変革期でなければ同じ努力をしてももっと時間がかかったことでしょう。事業を起こすチャンスとはいいませんが大きな成果を出すチャンスとはいえる時代ですね。

副業で成果を出してから

数年前の働き方改革から副業の波は来ていましたが、今はまさしく世の中全般がその流れの中です。「会社にバイトがバレたらまずい」という時代はもう一昔前の出来事です。もうすでに動き出している人はたくさんいます。いち早く行動に移すことをオススメします。

在宅ワークから

起業に向けてのステップとして副業からはじめ、ある程度成果が出た(基盤ができた)頃に起業するというスタイルが一番リスクがないです。生計のために働きながらうまく時間を割いて動き出すスタイルです。

一番リスクがなく始められるのは間違いなく在宅ワークです。

代表的な仕事内容は以下の通りです
※将来的にもお小遣い稼ぎ程度しか見込めない在宅ワークは含みません

  • ブログ運営(広告収入・アフィリエイト収入)
  • プログラミング(役務提供)
  • ウェブライティング(役務提供)
  • 画像・イラスト投稿(成約報酬)
  • 書籍出版(印税)

時間と学習は必要です

はじめは試しにやってみようかという軽い気持ちでもいいと思います。先に知識ばかり頭に詰め込んで行動に移さないのが一番ダメなパターンです。何も始まっていないのにわかった気になるのは本当に良くありません。

ネット上を見ていると月商100万円とか3ヶ月で月商30万円とか出てきますが、まずお伝えしたいのがそんなに甘くはありません。例外なのはすでに経験とスキルを持っていて高額の受注を受けたり初期のスキル学習が必要のない方。

ほぼ初心者であれば、まず覚悟して欲しいのが時間がかかることと学習が必要だということ。

当然と言えば当然のことです。報酬が発生する以上プロなわけですから趣味ですぐに望んだ報酬は得られません。ブログであればサイトの充実にたくさんな良質の記事の蓄積が必要ですし、プログラミングやライティングなどは過去の仕事の成果を入札の段階でアピールできます。発注者側に立てばわかりますが、信頼のおけるところに発注したいのはごくごく当たり前のことですよね。

時間と学習が必要だからこそ副業からのスタートがオススメなわけです。

詐欺にだけは気をつけてください

いざ始めるとなると少しでも早く成果を出したくなります。当然のことですね。しかし焦りすぎて詐欺まがいのコンサルタントやサービスには気をつけてください。在宅ワークが増えれば増えるほどそうした悪質なサービスも比例して増えていきます。世の常ですね。今は良質な情報も氾濫しています。なぜかというと良質な情報を無料でも公開することによって発信者に利益があるからです。全てが悪質とはいいませんが、有料のサービスを利用の際は気をつけてください。
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在宅ワーク以外での起業

在宅ワークやネット関連以外での起業を目指す方は、まずは業界の当たり前や慣習に従ってはいけません。業種によってはよほど成功を約束された環境にない限りは一度立ち止まってしっかりと足元と世の中を見つめ直してみましょう。

飲食店での起業

特に厳しいと言われている飲食業界。その中でもさらにバーやスナックではなく居酒屋などの飲食店について考えていきましょう。

大前提は団体客を見込まない店舗運営です。

テイクアウトやお弁当販売など世間ではその対応策を盛んに取り上げますが、それは今まであったお店の生き残り手段のことです。そうしたサービスで生き残れるかと言えば、現場のお店がある立場からすると恐らく無理でしょうね。起業家の方はまた違う発想を持ちましょう。

実店舗ですが、ソーシャルディスタンスを取る以上坪効率が悪すぎます。今起業するなら団体客向けの大きなスペースは必要ありませんし、小さく運営しながらプラスワンのサービスが必要です。一番適しているのはメニューは何かに特化したお持ち帰りの専門店ということになりますね。(唐揚げやドーナツなど)

プラスワンにはネットも絡めた料理教室もいいでしょう。レシピは氾濫していますが、実際に飲食店オーナーが動画で解説してくれるサービスはまだまだ需要があります。外食に頻繁に出かけられない以上、自宅で料理をする機会は確実に増えているわけですから。

次にお弁当はオススメできません。そうした商品は大手が必ず参入してきます。価格もサービスもまず太刀打ちできないでしょう。お店の名前に信頼があればやり方はあるのですが、これからの起業で考えると厳しいでしょう。

上記のことから接客サービスで付加価値を与えられない以上、リピートしていただける商品としての完成度があればお持ち帰りと並行して運営できないこともありません。

実際私の周りにそうした店舗がしっかり成長しています。そこはピザに特化したお店です。店内に若干の席も設けて売り上げの半分以上は出前と予約注文です。味はもちろん申し分ありません。

バー・スナックでの起業

バーやスナックはまだまだ生き残る手段があります。しっかり接客の経験を積んでいたり顧客を持っていれば、大型店でない限りこれからの起業は難しくないです。ただし、大きな成長はやはり時間がかかる時代になると思いますので、チェーン展開はまた別の話ですね。

*ネット事業を取り入れる
今回は様々な業種までは触れられませんでしたが、どんな業種でも事業の一部にネットを利用したサービスも取り入れるべきですね。ネットに拒否反応がある方も大切な自分の事業です。事業の発展や従業員の雇用を守る手段としてぜひ取り入れてください。

今、経営者に求められるもの

ウィズコロナかアフターコロナか

これからも今の状況が続くという意味のウィズコロナ。コロナ流行後の社会という意味のアフターコロナ。どちらの単語も飛び交っています。そのくらい先行き不透明で誰も読めないということなんでしょう。ただし今までのライフスタイルに戻ることはないでしょうね。

決断は早く

先行きがわからないということは求められていることは2つです。

  • 改革・変化の行動はいち早く起こす
  • 続けるか撤退するかの決断も早く

この繰り返ししかありません。創業当時そうだったはずです。これから起業する人もトップである以上この2点は永遠のテーマですからぜひ心掛けてください。

経営者も含めて副業の時代です

働き方改革で従業員だけ副業が当たり前になったわけではありません。コロナ禍の今は経営者も事業のために副業するべきです。経営者の場合は副業というよりも事業の一環として違うものを取り入れることになりますが、結局は同じことです。どうした感覚は違和感があると思いますが柔軟に取り入れていってください。

*一人親方の時代が来る
既存の企業の取り組みとして雇用形態の変化が予想されます。今までの時間を拘束した雇用スタイルから、成果型の雇用スタイルへと変わることでしょう。この流れがさらに加速すると、雇用という形ではなく「外注先」という関係に行き着くのではないでしょうか。つまり従業員一人一人が親方となるわけです。例えるなら保険の外交員さんは〇〇生命の××さんではなく内情は確定申告をしている事業主です。そうしたスタイルに変化していくことでしょう。

副業からの起業のまとめ

この大変な時代に起業を目指す将来のリーダーたちへ少しでもヒントになればと現場での実情もふまえて記事にしましたが、不確定要素だらけなので不定期ではありますが同じような記事を投稿しようと思います。ネット事業は必須科目になりますし、はじめることをためらっている時間がないということ。この2点だけはどうしても伝えたかったのでぜひ行動のきっかけにしていただきたいです。
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