【はじめて人を雇う④】経験者と未経験者のメリット・デメリット:即戦力か可能性か

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はじめての雇用、経験者と未経験者どちらから選ぶべきか。

どちらもメリット・デメリットがありますからしっかり認識しておきましょう。

どちらにしても能力を最大限に活かしてもらうためには、この職場で夢や目標を見出してもらえるかどうか。

言い換えれば経営者として魅力的な環境を作り出せるかどうかがポイントです。

僕は最初に雇う人材は経験者、そのあとに雇う人材は未経験者にしています。

どちらがいいかは判断の難しいところですが、経験談もあわせてお伝えします。

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即戦力か将来の可能性か

経験者のメリット・デメリット

経験者の代表的なメリット

  • すぐに結果を出してくれる
  • ノウハウを持っている
  • 顧客を持っている

経験者の代表的なデメリット

  • 前職のやり方に染まっている
  • 自社のやり方にあうまで時間がかかる
  • プライドが高い

ミーティングを重ねること

経験者は自社にはないノウハウを持っていますから、何度もしっかり仕事についてミーティングを重ねることをオススメします。

プロ同士と認めた上で意見はしっかり聞きましょう。

「それは前の職場のやり方でしょ」という突き放し方が一番良くないです。

経験者の持っているプライドもやりにくい部分ですが、経営者自身が変なプライドを持っていてはいけません。

活躍しやすい環境を与える

せっかく能力があっても活躍する舞台が整っていなかったり、舞台に上げないと意味がありません。

会社として取り組むべきは、活躍できる環境を整えることです。

その仕事はまだ早いということこそ、やらせてみましょう。

やり方としては何かの権限を与えるのもありです。

経験者は顧客も持っていますから対応を全て任せてみましょう。

本人も自分のやり方でやりやすいでしょうし、こちら側としてもどんな仕事をするのか良くわかります。

いいところは取り入れるべき

自社よりも完成された職場で働いていたわけですから、やり方一つ一つに根拠があります。

「学ぶべきところは学ぶ」という姿勢がこちらにないと、経験者のノウハウは活かせません。

ナメられてはいけないと変な力を入れすぎないように 笑。

話を聞いてくれる人だと理解してくれれば、たくさんある引き出しをどんどん披露してくれるようになりますよ。

いいところはどんどん真似させてもらいましょう。

過度な期待は禁物

即戦力と期待していても過度な期待は禁物です。

ルールは知っていても、選手としての能力は未知数ですからね。

ルールを教える手間が省けたと前向きに捉えて、選手として一から指導する気持ちに切り替えるしかないです。

比べられるのは仕方ないこと

ことあるごとに前職と比べられることがあるでしょう。

仕事以外にも給料や待遇面も当然比較します。

今の自社では叶えてあげられない待遇面でしたら、事業がどの規模までになったら実現するという約束を交わすことも大切です。

直接言われなくても、心の中で比べてしまうものです。

これは経験者を雇った時点で仕方のないことだと覚悟しておきましょう。

社風を認めてくれるとリーダーになれる

経験豊富な従業員が、自社の社風を理解してくれると大きな戦力になります。

仕事に対してたくさんミーティングを重ねてきたわけですから、そのあとに雇う従業員たちのリーダー格になってくれるはずです。

「経営者と自分でこの会社のシステムを作り上げたんだ」という新たなプライドを持ってもらうべきでしょう。

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*余談です:僕が最初に経験者を雇う理由

アパレルもカレー屋さんも喫茶店も、居酒屋もスナックも…今までやってきたすべてのお店の最初のスタッフはみんな経験者でした。

どの業種も自己流ではじめたので、経験者の知識やノウハウは事業の基盤を作るのに本当に助かります。

ただし、もれなくナメられます 笑。

経験者の方がプロな場面は多々ありますから仕方のないことです。

どちらが経営者がわからないくらい、こちらから質問をします。

僕がすることは、必ずいつまでにこうなるという目標は話して必ず実現するようにします。

ルールも一緒に作り上げることをオススメします。

そこに向かって、まずは一緒に基礎工事をしているんだという感覚を共有できれば何の問題もありませんよ。

未経験者のメリット・デメリット

未経験者の代表的なメリット

  • たくさんの応募者から選ぶことができる
  • 他社のやり方に染まっていない
  • 聞く姿勢は謙虚で、発想は柔軟性がある

未経験者の代表的なデメリット

  • 戦力になるまで時間がかかる
  • 仕事の魅力を見出してくれるか未知数
  • 手厚いフォローが必要になる

応募者も意見も集まりやすい

未経験者可ということだけで応募の垣根は一気に下がります。

たくさんの応募者の中から雇う人を決められるので、ピンとくる人材に出会える確率も高まりますね。

自社のやり方で仕事を覚えてくれますから、教育もしやすいのは言うまでもありません。

どんな小さな仕事でも謙虚に聞いてくれるはずです。

業界の常識だと思っていて、こちらの頭が固くなっていて気づかなかったようなことも気づかせてくれたりします。

初心者だからこそ気づいてくれることって結構ありますよ。

どれだけ待つか決めること

自社のやり方には染まってくれますが、事業としての戦力になるには当然時間がかかります。

最初から覚悟はしているとは思いますが、期間を決めておくことをオススメします。

「いつまでに」「どの程度の仕事ができるように」決めておかないと、お互いダラダラと時間ばかり過ぎてしまいます。

このハードルはこちらから最初にきちんと伝えておくべきです。

まず乗り越える目標をはっきりさせてあげることです。

小さなことから何度でもフォローする

自分が未経験だとわかっているので「早く覚えたい」という意気込みで入社してくれます。

ただし何をどう頑張ればいいのかわかりません。

「こんなこともわからないんだ!」っていうこともよくあります。

どんな小さなことでも知らないことはしっかり伝えなければいけません。

大切なのは、「理解するまで何度でも」です。

与えた仕事が終わっても次何をしたらいいのかわかりません。

終わったら必ず報告してもらって次の仕事を与えないと。

まっさらな人を雇うっていうことはそういうことです。

経営者のスキルが最大値

未経験の従業員は、どれだけ頑張っても指導する経営者の能力が最大値になります。

ゆくゆく成長した後の話は置いておきましょう。

経営者自身も勉強して、新しいことを経験し成長しないと組織として頭打ちになってしまいます。

従業員が近くにいるだけで「下手なところ見せられない」「サボってられない」という適度なプレッシャーを感じられます。

自分のモチベーションを維持しやすくなるので勉強しやすい環境です。

人を雇うことでの相乗効果ですね。

仕事の魅力を伝えること

未経験なので仕事に対する魅力を伝えなければいけません。

この仕事を通じてどんないい体験ができるのかを伝えましょう。

目の前の仕事から一つづつ覚えるのに必死なので、全体像も魅力も最初は分からないのです。

やり甲斐や魅力が見つからなければ、当然仕事に対する意欲も湧きませんよね。

成長が遅いな〜と嘆く前に、魅力的な職場であることです。

新しいアイデアが生まれる可能性がある

経験者だからこそ発想できなかった、斬新なアイデアが生まれてくる可能性があります。

そうなるためには小さな仕事からきちんと指導して、仕事にやりがいを持ってもらわないと生まれてきません。

「もっとよくしたい」という欲求があるからこそアイデアは生まれるのですから。

時間はかかりますが、将来そういう活躍をしてもらうために日頃のサポートを欠かさないでください。

働きがいを感じる環境を作る

それぞれの立場から働きがいを感じる環境とは何でしょうか。

経験者にとっては、「いい提案はすぐ採用してくれる柔軟なところ」が、職場としての魅力になるでしょう。

一緒に作り上げているという実感がやりがいになるはずです。

未経験者にとっては、「わかるまで指導してくれる信頼関係」がもっと知りたいという欲求に繋がるでしょう。

この会社の力になりたいという意識も生まれるはずです。

経験者も未経験者も、職場の魅力や可能性を感じなければ何も生み出してはくれません。

「この会社なら実現できそう」「この会社で実現したい」と思える環境を作り上げることこそが経営者の仕事です。

求めている人材は?

即戦力と将来性のどちらを求めているでしょう。

事業の状態や募集のタイミングで、経験者か未経験者か選ぶことになると思います。

どちらの能力も発揮してもらうには、働きがいのある環境作りを日々考え改善し続けることです。

今回お伝えした通りそれぞれの立場で求めていることは違います。

しかし入った以上は活躍したいと思っていることは同じです。

経験者の「違ったやり方を聞いて、柔軟に取り入れること」や、未経験者に「できるまで伝え続けること」から意識してはじめてみましょう。

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*余談です:2人目からはすべて未経験者

新しい業種・業態を立ち上げて最初に雇うのは経験者ですが、二人目以降はすべて未経験者を雇っています。

一番の理由は最初の経験者と仕事のルールを決めたからです。

また経験者を入れていい提案があっても、今度は簡単に取り入れることができません。

もう一つの理由は、最初に雇った経験者が半分ルールブックのようなものですから(笑)積極的にリーダーシップを取ってくれます。

もちろん一緒に作り上げたので、僕と考えが一致していて安心してリーダーを任せられます。

組織の基礎工事はやっぱり大切です。

生意気に感じたりナメられて嫌な思いをしても、お互いが「もっとよくするため」という気持ちであれば問題ありません。

リーダーが輝いていると「私もそうなりたい」と次に続く、向上心のある従業員も生まれてきますよ。

経験者と未経験者のまとめです

  • 経験者のメリット・デメリットについて
  • 未経験者のメリット・デメリットについて
  • どちらにも共通すること
  • 環境を作ることが経営者の最大の仕事

初めての雇用だと、組織として形になるのもこれからです。

一人の発想よりたくさんのアイデアが集まった方が、いい組織ができるのは間違いありません。

緊張して入ってくる従業員には、こちらも雇用するのが初めてなので緊張していると伝えましょう 笑。

経験者と未経験者の求めているものをしっかり把握して、持っている能力を存分に発揮してもらいましょうね。

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