【ネットショップノウハウ③】いつの時代も早い者勝ちです:注目のDtoCを請け負う

ネット事業で独立!

コロナの感染拡大を受けて、モノの流通が大きく変わりました。

今まで暗黙の了解だった、流通のルールが壊れています。

まだ感じていなければ、要点だけでも知って行ってください。

いち早く変化に気付き、対応した人が生き残ることになります。

生き残るとっておきの策をお伝えします。

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圧倒的に有利なDtoCを請負う提案を

DtoC(D2C)の担い手になる

モノの流通の仕組みは日本独自の問屋制度も絡み、消費者に届くまでいろんな業者が関わっています。

10円で生産したものが消費者に届く頃には100円になる仕組みのことですね。

これは食料品でも日用品でも、取り扱い品目に関係なくです。

一般的に消費者に届くまでの流通は、①〜⑤の流れになっていました。

  1. 生産者
  2. 商社
  3. 代理店(問屋)
  4. 小売店
  5. 消費者

小売店がいらなくなる前に

街から人が消え、ますますネット販売の傾向が強くなっています。

ネット上でも対面販売のようなサービスを行えるのであれば、必要なくなる業者は末端の小売店です。

コロナ禍の今に限らず、いつの時代もこの流れは一緒です。

商品がある程度普及してしまったり、流通の仕組みが劇的に変わってしまった時に必要なくなるのが末端業者なのです。

携帯電話も一昔前に犯罪者のように報道されたヤミ米も、同じ流れを経て現在に至っています。

生産者から消費者へ(D to C)の橋渡し

生産者が直接消費者に販売することをDtoC(またはD2C)と呼びます。

コロナ禍での環境変化で、今一番注目されている販売手段です。

この記事を読んでくれているあなたが生産者なら、ネットショップでの直接販売をはじめることをオススメします。

しかし、圧倒的に生産者ではない事業者が多いです。

生産者でない場合はDtoCを一手に引き受けることが最善策となります。

この役割を担えるのはほんの一部です。要するに早い者勝ちです。

ここまででピンときたら、早速生産者(メーカー)に電話してください。

提案する役割は2つ

今まで生産者が直接販売を行っていない理由は、「業界のルール」か「生産に時間がかかる」「一括で納品できる」ということからです。

例えば農家さんのルールだったら、農協に一括で納品する代わりに高額機械の購入の際には農協の保証を得られる。

といった、持ちつ持たれつのルールとメリットがあります。

物販の商社だったら圧倒的な販売網で大量に扱ってくれるということ。

農協のように保証の肩代わりはできませんが、提案できる案は2つあります。

生産者のネット販売を任されるか、ネット販売を請け負うかです。

違いは、ECサイトの契約は生産者で販売だけを請け負う(例えば販売額の何%という契約)か、ネット販売を一手に任せてもらうか(在庫品の格安販売などの処分場として商品を全て請け負ってしまう)。

すぐ売上実績を出せる特権が2つあります

どちらの手法も、すぐに売上実績をあげれる特権が2つついてきます。

  • メーカーの看板(名前)でネットショップを出せること
  • 圧倒的に価格で優位性があること

※価格での優位性を活かすコツは、個別販売しないでセット販売することです。

※メーカーの看板を背負えるメリットは、信頼性の他に販売手段として全商品取り扱えることと、予約販売も請け負える点です。

※広告もメーカーの予算に応じて負担してもらえるはずです。

※売上の歩合で請け負う場合は、忙しくなってくると人員の補充もありますのでシミュレーションして歩合の取り決めをしましょう。

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*ベンチャーのIT系によくある罠に気をつけて

サービスや商品が売れるまでの役割を担っている事業者は、普及とともにその役割は終わります。

切り捨てられる運命だということです。

特にベンチャーのIT系は、自分がその立場だと気づかないことが多いです。

携帯電話もカラオケの機械も普及するまでは、二次代理店・三次代理店などと呼ばれる人がいましたが、普及とともに消えていきました。

普及するまでは二次代理店でも三次代理店でも報酬は高いので、儲かる仕事を見つけたと勘違いしてしまいがちです。

ITベンチャーに圧倒的に多い、新たなサービスも同じ仕組みです。

世の中に普及しても浸透しないで終わっても、同じようなポジションにいる場合はいずれ役割を終える運命なのです。

こういう場合は、高い報酬をしっかり貯めて次の事業の軍資金にすると割り切るか、代理店のトップを目指して生き残るかしか道はありません。

最初からそういう仕組みだったのですから、いち早く気づいた一握りの業者だけが代理店として生き残っていける可能性があるのです。

大手の普及システムなのですから仕方のないことです。

メーカーがDtoCを始める前に提案すること

今回紹介させていただいたポジションは一つしかありません。

いろんな業界で注目を浴びていますから、取引先のメーカーが独自にDtoCを始める前しかチャンスはありません。

保証できない約束さえしなければ、早い者勝ちなので提案してください。

(闇雲に一年でこのくらい売るとか約束しちゃダメですよ)

出店費用もメーカー持ちですからサイトは楽天市場一択です。

素材はいくらでも提供してくれます

販売を請け負うにあたって必要になる、新商品の情報や写真などの素材はメーカーにたくさんあります。

実際に運営する上で大変な、在庫管理も手間が省けるのは大きいです。

さらに発送業務もメーカーからになりますからかなり楽です。

メーカーのスタッフにしてもらう業務をしっかり割り振ってくださいね。

そうすることで、通常のネットショップ運営よりずっと簡単になります。

相乗効果も狙えます

運営のコツや流れを掴み、ショップの人気が出てくれと違うメーカーの請け負いも視野に入れましょう。

ショッピングモール内でリンクを張り合うことで、ショップ同士でお客様の回遊性を高められるので相乗効果が見込めます。

合同の企画を打つのもいいでしょうね。

その先どこまでサービスを広げるかの判断はあなた次第です。

一昔前はご法度でした

なぜ今DtoCが注目を浴びているかといえば、もともとメーカー直販は小売店にとって大きなデメリットなのでご法度でした。

販売した先にケンカを売っているようなものです。

街から消費者がどんどん消えていく中で、それだけメーカーさんも生き残りに大変だからこそ注目されているのです。

時代の変革期だからこそいち早くそのポジションを掴んでくださいね。

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*これが日本一売れた理由です

僕の運営していたネットショップが売れた大きな要因として挙げられるのが、問屋の中抜きをしたからです。

もちろん当時はご法度でした 笑。

地域ごとに決められた問屋からしか仕入れができないルールでしたから。

そこで僕の地域に進出していない生まれたてのインディーズブランドから、直接取引のお願いをして実現していきました。

結果的に3年後には30社以上のメーカーと直接取引していました。

その後、今回紹介させてもらった販売代行も数社行いました。

今はその頃よりも激動の変革期です。

いち早くそのポジションを掴み、ノウハウを蓄積してくださいね。

DtoC販売を請け負うのまとめです

  • 小売店がいらなくなる前に
  • 生産者から消費者への橋渡し
  • 提案する役割は2つ
  • 実績をあげやすい特権が2つ付いてきます
  • メーカーがはじめてしまう前に提案を

今回の記事を読んでいただいたらぜひ行動に起こして欲しいです。

主力メーカーはもう始めてしまっていたとしても、探せば役割を担えるメーカー見つかるはずです。

どんな産業も先行者利益はあるものです。

まだノウハウが充分でなくても始めることの方が大切です。

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