緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の対象地域が拡大しています。
補助金や給付金は手続きが面倒だったり、制度がごちゃごちゃしていてよくわからないから手につかないという方が多いです。
そんな方は専門家に報酬払ってでも利用すべきですよ。
こんな時代のための制度なのですからちょっと前向きに頑張りましょう。
今後の経営で頭を悩ませている方も多いと思いますが、休業や時短の時にこそ資金繰りや申請などに積極的に動きましょう。
小規模事業者なら比較的簡単に利用できる持続化補助金をお伝えします。
小規模事業者持続化補助金は利用しやすい
小規模事業者持続化補助金は少額ですが利用しやすい補助金です。
現在第7回受付(2022年2月)までのスケジュールができています。
基本的な流れとしては、最寄りの商工会・商工会議所で助言をいただいて申請することになります。
対象の取り組みは「販売促進」か「感染防止」に特化している補助金です。
一般型の概要
従業員5人以下の小規模事業者向けの補助金です。
売上増加のための販路拡大が目的の補助金になっていますので、店舗の改装や広告費・web作成費など目的が伴ってれば幅広く適用になります。
- 申請締切:2021年6月4日・10月1日・2022年2月4日
- 補助金額:上限50万円(補助率2/3)
- 補助対象事業者:従業員5人以下の小規模事業者
低感染リスク型ビジネス枠の概要
コロナ禍でのビジネス転換・感染防止対策費を支援する補助金です。
緊急事態宣言再発令により特別措置が設けられ、補助金の上限も1/4(最大25万円)から1/2(最大50万円)に引き上げられました。
対人接触機会の減少を目的とした取組みが対象になります。
オンライン予約システムやテイクアウト、web予約システムの導入・ECサイト構築など様々です。
- 申請締切:2021年7月7日・9月8日・11月10日・2022年1月12日・3月9日
- 補助金額:上限100万円(補助率3/4)
- 補助対象事業者:従業員5人以下の小規模事業者
- 特別措置対象者:緊急事態宣言により該当月の売上が前年(または前々年)同月比30%以上減少していること
小規模事業者持続化補助金の申請例
申請内容についていくつかの例をご紹介します。
今後の取り組みでピンとくるものがあれば問い合わせしましょうね。
また、対象になるかわからなくても積極的に問い合わせましょう。
- Web会議システムの導入費用
- 販売促進のチラシなどの作成費用
- 換気に関わる設備の改修費(空気清浄機導入など)
- キッチンカーの設備改造費用
- キッチンカーやテイクアウトのメニューの開発費用
- 除菌対策の消耗品費用(噴霧器や体温計・フェイスガードなど)
補助金事務局:03ー6747−4602(平日9時30分〜17時30分)
申請から受給までの流れ
申請から受給までの流れを簡潔にご紹介します。
提出様式がいくつかありますが、フォーマットに沿って記入していきますので難しく捉えなくて大丈夫です。
実際の費用支出は交付決定後になりますので注意しましょう。
補助金は後払いになりますので、資金繰りにも注意しましょう。
- 最寄りの商工会・商工会議所への連絡
- 事業計画書などを担当者と一緒に作成する
- 電子申請かCD-R・USBなどにデータを入れて提出
- 必要書類(決算書・確定申告書など)の提出
- 採択結果の公表
- 交付決定
- 該当支出費用の実績報告
- 補助金の受給
小規模事業者持続化補助金のまとめです
- 一般型の概要
- 低感染リスク型ビジネス枠の概要
- 小規模事業者持続化補助金の申請例
- 申請から受給までの流れ
最寄りの商工会や商工会議所と二人三脚ですすめるイメージです。
受給まで時間かかりますので、補助金を目先の資金繰りに入れたり、先に費用を支出してしまわないように気をつけてくださいね。