起業家とは一言で言えば究極のワガママ者です
✔つまりは駄々っ子。
好きなことをする、縛られたくないというところが本質であり、
夢や目標を語るのもいいけれど実際のところはワガママ者ということです。
ワガママをさせてもらっているという謙虚な気持ちを持ちましょう。
一つだけ擁護するなら自己中とはちょっと違いますね。
勘違いのはじまり
最初にやってくる大きな敵です!
✔この敵を倒せないと大成しないといっても過言ではありません。
対外的には経営者としてヒヨっ子であろうが一年生であろうが
お構いなしに持ち上げられる機会があります。
はじめは違和感もありますし謙虚に対応するでしょうが
そんなことが続くと知らず知らずのうちに勘違いがはじまるものです。
起業したら必ずやってきます
まわりにチヤホヤされて城を失う将軍のようなマンガやドラマを見たことあるでしょう?
まさに自分がその状態になっても気づかないものなんです。
当たり前に繰り返されるからマンガやドラマで描かれるんでしょうね。
もちろん違和感が薄れてくると心地よいものですしそんな気になってくるものです。
仕事のスピードもハングリーさもどんどん失われていく薬のようなものです。
✔敵は自分の中にいますから必ず打ち勝って下さい!
身内は真逆です
そんな勘違いの日々とは逆に、友人や家族などは心配してくれるからこそ
厳しい目で見てくれます。
勘違いの日常から普段の時間に戻ると真逆の扱いをされるわけです。
浮き足立つような勘違いも宿命なら、身に覚えのない批判も宿命です。
そういうものです。受け入れて下さい。
ついこの間まで同じような環境にいたアイツが、昔あんなどうしようもなかったアイツが‥
そういった思いから経営者なんて無理じゃないかと思われても仕方ないですよね。
そんな声が聞こえてきても当たり前なんだと受け入れて下さいね。
もしかしたらそういう声を受け入れるのが経営者の第一歩かもしれません
サラリーマンを描くドラマなどで、自己犠牲の上に家族を守っている姿を目にしますよね。
まさにその通りの現実がすぐそばにあります。
ワガママでやりたい事をする起業家とは真逆の立場と言えるのではないでしょうか。
起業家とは、好きな事をし好きな人生に舵を取るのですから、
そういったサラリーマンの人達をリスペクトしなければいけませんし
より努力することを忘れてはいけないです。
起業仕立ての経営者が勘違いして偉くなった気になるのはよくあることです。
経営者といってもほとんどの場合ただの事業主であったり一人親方です。
最初から勘違いするような人は向いてないでしょうね。
サラリーマンで頑張っている友達に申し訳なく思っていたことを思い出します。
実際のところは時には理不尽な理由で叱られたり、
若いからといって全否定されるようなことが全く我慢できずに起業した自分と違い、
今もその戦場で戦っている友達の方が自分からしたら大尊敬でした。
今思えば短いサラリーマン生活の中で、辛い出来事や理不尽なことも
自分のために先輩たちが叱ってくれていたことばかりで、単に自分勝手に解釈して言い訳を作っていたんです。
今現在辛い思いをしている人もそう思える時が来るかもしれません。
もし今の環境を飛び出して起業を目指すなら、恩返しするには成功することしかありません。
起業家の越えるべき最低限のハードル
✔事業を経営するということは勝てば官軍
どんなに努力をしてもそんなことは誰も評価してくれません。
結果がすべて。
プロセスを評価してもらえるのはやはり雇用者ではなく労働者側です。
そんなことは百も承知で起業した訳ですから人の評価が気になる人は、
何はともあれ目指すべきところは結果です。
✔利益を生むということ。
同年代の友達の収入の3倍は最低です
起業したら経験すると思いますが、四六時中事業のことが頭から離れなくなります。
帰宅して夕飯食べていてもテレビを見ていても、時には夢にも出てきます。
支払いの目処が立っていない月末などは特にそうですね 笑。
一般的な労働者の労働時間を8時間とすればその3倍。
なので同年代の労働者の3倍稼げないようでは失格です。
ちょっと収入がよくなったくらいで勘違いしないでくださいね.
それに加えて料理人などの職人肌の仕事の場合は怪我や事故のリスクもあります。
事業者向けの保険はもちろんありますが、例えば自分が看板の職業などでは
その先の経営はかなりの困難に直面するでしょう。
ですから一般的な方達の人生設計とは比べずに、
いち早く退職金も含めた利益を達成することを目標に持ちましょう。
そういったことも含めて何かの指標を持つとしたら身近な友人の収入の3倍がわかりやすいんじゃないでしょうか。