【起業準備】最初に決めることと捨てること

ネット事業で独立!

仕事に自信が持てたり「自分が経営者だったら」という視点で
仕事を捉えられるようになってくると「いつかは自分で」という
衝動に駆られる方は多いと思います。

もちろんこの段階でしたらほとんどの場合、独立・開業には至りません。
リスクがありますから無理に起業する必要もありませんし、
起業後しばらくは今の生活環境よりも悪化する場合の方が多いです。

実際に踏み出すかどうかは置いておいて、起業に踏み出してみたい方は
まず決断する事を決めてみて、具体的にシミュレーションしてみてはいかがでしょう。

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最初の最初に決めること

お金持ちになる、有名になる、大きな家に住む…どんな目標でもいいと思いますが
そうなる手段は決めましたか?
つまり独立・開業してはじめる事業のことです。

決断の連続

実は独立・開業を目指す方達の半数以上は複数の選択肢があり、
何で事業を開業するのかを決めかねています。
それぞれメリット・デメリットがあり、得意不得意もあるでしょうが
優柔不断なだけですね (笑)

そうしたケースのほとんどは起業まで至りません。
たとえ起業しても思うような結果は出ないでしょう。

最初から言い訳を用意していることと一緒です。

事業主・経営者に最も必要なスキルは決断力と覚悟です。
保険をかけて事業に向かっても躓いた時に自分の中で言い訳してしまいます。

やることが決まらないと、具体的にシミュレーションもできませんし
必要な資金、家賃や立地、起業準備に向けた筆記用具の数までも決まりません。

起業後は毎日が決断の連続です。
決めるのは自分しかいません。

どんな小さな気象でも正解なのか不正解なのかわかりませんが
決断していかなければ何も前に進みませんよね。

まだシミュレーション段階であっても100%の姿勢で向かわないと
いいシミュレーションにもなりません。

どちらも魅力的で成功する自信があっても、何かで成功を掴んでから
もう一つの目標に向かうべきです。

まるで優柔不断な恋愛のようです(笑)
人生の大きな決断の一つですから、迷うのも仕方ないですね。
しかし、決断しないと前には進みませんし、
一度にどちらも手に入れるのは無理な話です。
決断するなら早い方がいいです。次に向かえるからです。
コンビニでコーラにしようかコーヒーにしようか迷っているようなもので、
いつまで経っても飲めませんし、家にも帰れませんよね。

決断する手段

決断する基準は「好きか嫌いか」「どちらの方が成功する確率が高いか」
のどちらかになると思います。
経営者なら成功する方を選ぶべきですが、実は最初のこの段階だけ例外です。

どんな事業でも成功している人は必ずいます。
経験や知識不足、ノウハウを持っていないから成功するように感じない。
またはその逆で成功するような気がしているだけかも知れません。

成功している人が多い業種というのは、それだけライバルも多いということですし、
成功者が少なく感じるのはそれだけニッチな職種だったり、
目立たない職種なだけかも知れません。

結果に対して全責任を心の底から受け入れられる方を選ぶべきです。
最初は、好きか嫌いかで決断しても結果を出せばいいのです。
結果が出るまで諦めないでやり続けられる方を選んでください。

結果的に成功へ遠回りだったとしても、そこに傾けた情熱や
失敗の数々の経験が必ず自分の力になります。

そんな決断を繰り返していると、気がついたら
「どれがいいかな」から「やるかやらないか」に変わります。

どんな立派な経営者も少なからず同じような葛藤があり、
スタートラインでは同じような経験をしてます。
そんなハードルを超えると、次はもう少し高いハードルを越えれるようになります。
決断するということは覚悟するということですね。

*余談です
自分も起業する業種をアパレルか会計かで迷ったのですが
得意な会計ではなく、やりたかったアパレルをはじめました。
もしかしたら結果を出すまでは会計のほうが早かったかも知れませんが
結果が出るまで必死に頑張れたのはやりたかったことだからだと思います。
どちらが正解かは今でもわかりませんが、結果が出れば正解なのです。
勝てば官軍といいますが、まさにその通り。身に沁みます。
好きな職種で始めた一番のメリットは、本文にも書きましたが
その失敗経験の数々。ほんとにたくさん無駄な事をして失敗の宝庫でした。
また新たな失敗への活力はアパレルで成功したかったから。
そんな経験が本当に自分を成長させてくれました。
なので、耐えられる範疇の失敗をたくさんして下さい(笑)
【副業でもできます】ストック型ビジネス(サブスクリプション)とは?事業と種類の解説
聞き慣れない単語で読む気が起きないと思いますので簡単に説明します。 世の中のサービスはこちらに向かっています 一言で言え...

開業前に捨ててしまう

毎日忙しい仕事をこなして、出社・帰宅までの通勤時間も含めると
休日以外はプライベートの時間って限られてしまいますよね。

そんな貴重なプラベートの時間を使うのは大好きな趣味だったり
ゲームや見逃せないドラマの時間だったりするのでしょう。

独立・開業することと引き換えに、そんな大切な趣味を一つ捨てられるでしょうか?
少し思い浮かべてみて下さい。ギャンブル・お酒・合コンなどなど
あなたの大好きな趣味はなんでしょう?

一つ捨てる決断をして下さい

乱暴な提案かもしてませんが、一つ趣味を封印して下さい。
事業というこれ以上ないギャンブルに身を投じるのです。

たとえ勝率が良かったとしても、お金と時間を費やしてしまうギャンブルは
真っ先にやめて下さい。
事業に向かう姿勢としてというより、そんな時間があまりにも勿体無いのです。

趣味を一つやめるということは自分への決意表明のようなものですし、
しっかり犠牲を払っているのですから、自分を奮い立たせることにもなります。

時間を確保できることと犠牲を払うこと

サラリーマン時代は労働時間、休日等は労働基準法で守られていますが、
事業主になると、仕事に没頭して時間が足りなく感じる日々が続くはずです。

やりたいこと、やらなければいけないことが山積しているはず。
そこに今までの日常のサイクルにあった趣味の時間もとなれば
寝る時間までなくなってします。

しかし不思議なもので、開業までにやめておかないと
自分の中の甘えからそうした時間を取ろうとし出します。

同じ要求は起業する人たち皆さんにしてきましたが、
起業後はまた趣味の時間を優先的に取ろうとし出します。

業種は違えど、同じスタートラインから始まった経営者の卵たち、
3年も経つともう背中も見えないくらい差が広がっています。

時間ができることと、犠牲を払っていることが一石二鳥で自分を動かします。

とくにギャンブルにハマっている人は麻薬性があるので
開業前にやめられないと、事業も生活も堕落する一方でしょう。
ギャンブルを続けたまま成功した人は見たことありませんが、
仮に成功したとして、仕事も好きなことさせてもらっているのに
時間があるのなら家族なり、お世話になった人なりになぜ使えないのでしょう。
事業が成り立っているからいいなんて都合の良い言い訳です。
事業なんですから、成り立つのは当たり前です。
その先に何をするかという志を忘れてしまっているのでしょう。

【助成金・補助金】創業資金をスムーズに調達する手順と自己資金
<p><div style=" color: black; background: #ffdbc9; padding: 20px; border: 2px dashed rgba(255 , 255 , 255 , 0.5);-moz-border-radius: 6px; -moz-box-shadow: 0 0 0 5px #ffdbc9; , 0 2px 3px 5px rgba(0 , 0 , 0 , 0.5); -webkit-border-radius: 6px; -webkit-box-shadow: 0 0 0 5px #ffdbc9; , 0 2px 3px 5px rgba(0 , 0 , 0 , 0.5); border-radius: 6px; box-shadow: 0 0 0 5px #ffdbc9; , 0 2px 3px 5px rgba(0 , 0 , 0 , 0.5); font-size: 100%; ">起業を目指す人が利用する創業資金。起業家のスタートアップ資金政策として昔からありますが、実態は融資のハードルが高いのが現状です。それでも起業家にとっては利用できれば利用したい制度ですよね。実際手続きを進めると複雑に感じる制度ですが、なるべくスムーズに調達できる手順を紹介します。</div></p><br> <p><h2>創業資金(スタートアップ融資)とは</h2><br> <img src="micheile-henderson-FpPcoOAk5PI-unsplash"></image><br><br> <h3>起業家に向けた制度ですが</h3><br><br> 国策として起業家をバックアップしようという名目で創業資金に関わる制度はいくつもあります。しかし実態はとても厳しいハードルが仕掛けられています。<b>創業前に創業資金制度の利用を100%資金計画に入れてしまっている方は特に注意してください。</b><br><br> 実際の実行まで至る確率は3割程度といわれています。私の会計事務所時代も含めての肌感覚でいえばもっと低いです。つまり地方の方がさらに低いということです。なぜこれほど実行されずらいのか。これは金融機関のスコアリングという健全化の指標があり、不確定な融資は極力避ける傾向にあるからです。<br><br> バブル崩壊後にあった金融機関の破綻などが大きく影響していますが、銀行本来の使命が全く機能していないともいえますね。ですから一般的な銀行や信用金庫・信用組合からの調達は最後に説明します。<br><br> <h3>日本政策金融公庫一択</h3><br><br> <font color=”0000ff”>&#x2714;</font><b>創業資金の利用については日本政策金融公庫一択です。国の機関ですから前述した金融機関内部の事情もありませんので利用するならまずはこちらから申し込みましょう。</b><br><br> <b>国が100%出資している機関なので融資に限らず補助金制度もあります。</b>まずは該当しそうな資料(申込書)を手当たり次第いただきましょう。コロナ禍でどんどん制度が刷新していますので日本政策金融公庫のホームページはまめにチェックしてくださいね。(政策の更新などでリンク先が随時変更になるので貼れません)<br><br> <font color=”0000ff”>&#x2714;</font><b>新たに刷新された創業資金制度の「新創業融資制度」。こちらの申し込みが融資までのハードルが下がっていておすすめです。</b><br><br> <p><div style=" color: black; background: #ffdbc9; padding: 20px; border: 2px dashed rgba(255 , 255 , 255 , 0.5);-moz-border-radius: 6px; -moz-box-shadow: 0 0 0 5px #ffdbc9; , 0 2px 3px 5px rgba(0 , 0 , 0 , 0.5); -webkit-border-radius: 6px; -webkit-box-shadow: 0 0 0 5px #ffdbc9; , 0 2px 3px 5px rgba(0 , 0 , 0 , 0.5); border-radius: 6px; box-shadow: 0 0 0 5px #ffdbc9; , 0 2px 3px 5px rgba(0 , 0 , 0 , 0.5); font-size: 100%; "><b>何といっても求められる自己資金の額が融資金額の10分の1まで引き下げられたことです。</b>最高3,000万円までの制度ですが、実際に起業に向けて必要な資金はそこまで必要ない方が圧倒的だと思いますので、仮に300万円の希望でしたら自己資金は30万円。これはかなり現実的な額ではないでしょうか?申込書の記載は簡単ですからまずは申し込みして受け付けてもらいましょう。</div><br><br> <font color=”0000ff”>&#x2714;</font><b>コロナ禍の環境ですから資料はダウンロード申し込みは郵送になります。</b></p><br> <p><!-- /wp:paragraph --></p> <div style="margin:0em ;display:inline-block;position:relative;top:3px;padding:0 .5em;height:1.5em;line-height:1.5em;color:#990000;background:#ffdbc9;font-weight:bold;text-align:center;border-radius:5px 5px 0 0;">*ジジィの愚痴です(スルーしてください)</div> <div style="background:rgba(255,255,255,0);border:solid 3px #ffdbc9;border-radius:0 5px 5px;padding:20px;font-size: 100%;">実際どんなビジネスの現場でも、名前の通った大手と新規参入のどんな会社かもわからない取引先だと扱いが違いますよね。それと同じといえばそれまでですが、長く商売をしていると金融機関の保全重視体質には本当にあきれます。過去に年商24億円くらいあった時に2,000万円まで無担保・無利息で融資させてくださいということがありました。取引実績が欲しかったんだと思います。事業として資金を必要としていのはもっと前の段階です。もちろんリスクもありますからハードルが高くなるのは致し方ありませんが、あくまで保全保全のスタンスが本来の業務からかけ離れてしまっている気がしてなりません。「地域に根ざした」とか「創業者を応援します」とかいうフレーズはどこかの政治家の公約かと思ってしまいます 笑。いつまで経ってもしっくりきませんね。</div></p><br> <h2>事業計画書と面談が最も大切</h2><br> <img src="micheile-henderson-FpPcoOAk5PI-unsplash"></image><br><br> <h3>面談のポイントと注意点</h3><br> <font color=”0000ff”>&#x2714;</font><b>制度利用に関して最も大切なのが<a href=“https://happydaichi.com/business-plan/“ title=“【創業資金】事業計画書の書き方" target="_blank" rel="noopener">事業計画書</a>と面談になります。というか、もうこれが全てと言ってもいいくらいです。</b><br><br> 面談での注意点は2つ。コンサルタントや税理士などに事業計画書の作成を依頼した場合。ディスカッションして作成したと思いますが、<b>しっかりその内容を確認しないと</b>いざ面談の時に書類と違うようなビジョンや計画を伝えてしまわないことです。<br><br> もちろん人が作る書類なので上手くニュアンスが伝わらず、内容が全く違う感じで出来上がってしまうこともあります。面談前にしっかりと確認するようにしましょう。<br><br> もう1つは<br>b>背伸びして実際の計画にはないようなことを伝えてしまわないように。</b>そうそう金融機関との面談の経験はないと思いますので(特に起業する場合)、不意な質問などですぐに回答できないような事は、一旦持ち帰って回答する方が得策でしょう。<br><br> <div style=" color: black; background: #ffdbc9; padding: 20px; border: 2px dashed rgba(255 , 255 , 255 , 0.5);-moz-border-radius: 6px; -moz-box-shadow: 0 0 0 5px #ffdbc9; , 0 2px 3px 5px rgba(0 , 0 , 0 , 0.5); -webkit-border-radius: 6px; -webkit-box-shadow: 0 0 0 5px #ffdbc9; , 0 2px 3px 5px rgba(0 , 0 , 0 , 0.5); border-radius: 6px; box-shadow: 0 0 0 5px #ffdbc9; , 0 2px 3px 5px rgba(0 , 0 , 0 , 0.5); font-size: 100%; ">これからもお付き合いしていくことになりますので出来る約束をしましょう。しっかりと「何をどうしてどうなりたいか」ということをその「手段」と合わせて説明してください。もちろん経営者としての熱意を持ってお伝えくださいね。</div><br><br> <font color=”0000ff”>&#x2714;</font><b><a href=“https://happydaichi.com/business-plan/“ title=“【創業資金】事業計画書の書き方" target="_blank" rel="noopener">事業計画書についてはこちらを参考にしてみてください</a></b></p><br> <h3>飲食店事業者にも融資支援のチャンスです</h3><br><br> </p> <p><h2>信用保証協会・商工会議所の利用</h2><br><br> <h3>コンサルタント利用について</h3><br> </p>

今回も要点は二つだけです。
「何で開業するか決断すること」
「開業前に一つ趣味を捨てること」
一見当たり前のことのようですが、二つとも決断・実行するのは難しいです。
しっかりその意味を捉えて頂ければ行動に移せるんじゃないかと思います。
あなたが思い描く経営者像、つまり未来のあなたへの一歩になって欲しいです。
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